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ドイツ留学準備の記録[入学許可をもらったけど…編]

ドイツの大学に5月21日にビデオ審査を提出して1か月ちょっと経った6月30日のことでした。
受験した大学の事務からメールがあり、試験結果のPDFが添付されていました。
おそるおそる添付ファイルを開いたところ、なんと合格していました!

しかし話はそう簡単ではなく、合格者の中からPlatz(空席)の割り当てをこれから決めるので、入学許可が下りるかどうかは、Platzの割り当て次第だというのです。
それから約2週間…。
入学できるのか?できないのか?はっきりわからないため、あまり人にも言えず、悶々とする日が続きました。

そしてようやく7月7日の七夕の日に、入学許可の連絡をいただきました!
それから2、3日後に手続きの書類が送られてきて、今、準備のためにてんてこ舞いの状態です。
正直、今年も行けるかどうか微妙だと思っていたし、貯金や語学の準備がギリギリすぎて不安しかありませんが、もうこうなったらやるしかないと自分を奮い立たせています。
8月31日までに入学のための申請書類を提出して、正式に入学となるのですが、手続きの書類が送られてきてからというもの、数時間ごとに、くじけそうな気持とがんばりたい気持ちが入れ替わっています。
そういうことも全部記録しておこうと思って、このnoteを書いています。

まず一番のネックは語学です。
昨年コロナで留学をあきらめてから1年の猶予があったのに、留学があまりにも非現実的すぎて、追い込まれないとお尻に火がつかない私は、超絶スローペースで学習をしていました。
まあ一応毎日何かしらのドイツ語には触れていましたが、文法は超初歩のまま。
入学に必要なレベル(B1)にはほど遠いのですが、現地の先輩から「入学してから1年くらいは猶予期間があると思うよ」と教えてもらっていたので、現地での伸びしろに期待していました。(楽観的すぎる…)
しかし蓋を開けてみると、猶予期間は4か月ほどしかなく、しかも試験結果が出るまでに時間がかかるから期限の8週間前には試験を受けるように、と忠告が書いてあります。
つまり入学して約2か月でB1の試験を受けなければならないことになります。
ドイツに行く直前の9月に、ひとつ下のA2の試験を受けようと思って、1か月くらい前から突然やる気を出して独学を再開したところなのに、全然間に合う気がしない……。
この事実を知った時は、打ちひしがれて、無理だあきらめよう、と泣きました。
しかしドイツにいる先輩は、留学当初4か月でA1からB2までいったから大丈夫と言ってくださり、少し希望の光が見えました。
そして、どうせドイツの語学学校も今はオンラインだから、それなら日本のドイツ語オンラインスクールでスパルタしてもらおうと思い、申し込みをしようと思っています。
まあ最悪2月までにB1に達しなかったら、入学取り消しになって帰国すればよいのです。それか資金とビザが続く限りプライベート留学に切り替えて、いろいろ吸収して帰ります。
私は意外とけっこう賢いので、もしかしたらもしかして合格するかもしれません。(やっぱり最後は楽観的。というかそうじゃないとやってられない。)

それから留学資金もギリギリすぎるんだけど、これもとりあえず1年分はあるので、ビザを1年分申請して、その先のことはそれから考えることにします。なんという行き当たりばったり。
先月くらいから短期のバイトを探していたんだけど、コロナ禍で求職者が多いのか、全然採用されなかったんです。面接はたくさん受けたんだけど。
もう今となっては、留学準備とドイツ語の勉強に時間を割きたいので、新しいバイトを探したり始めたりする余裕はありません…。
でも居酒屋のバイトが、緊急事態宣言が解除されて21時までの営業になったので、なるべくたくさんシフトを入れてもらってがんばって稼ぎます。

あとはビザの申請に必要な手続きがたくさん…。
事務手続きが本当に苦手なので、めんどうくさくて考えるだけで投げ出したくなるんだけど、毎日少しずつタスクをこなしていこうと思います。
・残高証明のための銀行口座(ドイツの閉鎖口座)の開設&1年分の入金
・健康保険の加入
・ビザ用の写真の用意
・ビザの申請書の準備
それから、領事館に予約してビザの申請をしに行きます。
もしも学校から、ドイツ入国後にビザを提出すればいいよ、と言われたら、現地でビザを申請することになります。
それは問い合わせ中ですが、手続き書類上は8月31日までに提出となっています。

他に入学手続きで必要なのは、1ゼメスター(半年)分の学費(ドイツは学費がとても安いです)。
日本の大学の卒業証明。入学願書の時にも送ったんだけど。
語学証明の一時免除申請書類(担当の先生の署名入り)。

担当の先生とは、2年前に短期アカデミーでレッスンをしていただいて以来メールのやりとりをしていて、今日「君が合格したって大学から聞いたよ、おめでとう!ドイツに来る日が決まったらすぐ教えてね!」とあたたかいメールをいただき、うれしくて泣きました。

あと学校には学生寮に入寮希望の問い合わせもしています。
もしも学生寮が空いていなかったら、住むところも探さなければいけません。
できれば寮に入りたい…。資金的にも探す手間的にも。
良い返事がきますように。

あとは日本にいる間にワクチンが打てるかどうかも問い合わせてみようと思っていますが、こちらは必須ではなく、PCR検査の陰性結果証明でもOKとのことです。
でもオリンピック後の日本がどんな状況になっているかわからないので、もしも変異種が蔓延していたら、入国基準が厳しくなってしまうかもしれません。
それでも全然入れないっていうことはないでしょうけれども…。どうなんだろう。

それから細々としたこと。健康診断を受けたり、歯医者に行ったり、コンタクトを1年分買っておいたり、いろいろ必要なくなる契約を解約したり…?
飛行機のチケットも買わなきゃだし、役所に転出届も出さなきゃだし、もう本当にあと2か月で全部終わるんでしょうか。
経験者の方、読んでくださっていたら、どんな感じで準備されたか教えていただきたいです。

本当にやることがありすぎて、ここ数日、頭が爆発しそうです。
でも身体はひとつしかないので、できることをひとつひとつやっていくしかありません。
ドイツ語の勉強もたくさんしたいし、月末には宮台先生の講演会も控えているし、日本にいる間に会いたい人もたくさんいるし、もう少し時間が欲しいのが正直なところですが。
でも後悔しないようにがんばります!
文字通り泣きながらですが、一歩ずつ進んでいくしかないです。
たぶん毎日なにかしらの理由で泣くと思います。そしてそれはドイツに行ってからもずっと続くと思います。
メンタルよわよわです。いろんなことが全然間に合ってません。でもやります。
だからこの状態に慣れなきゃいけないし、どこかでこの状態の自分をおもしろがる視点を持っていないといけないと思っています。noteを書くのもそのためです。
もし何かがダメで、行けなかったり、すぐに日本に帰ってこなきゃいけなくなったとしても、やれるだけのことはやったんだと記しておきたいです。
(もっと余裕をもって一年間かけて準備できたことはあっただろう、という後悔はすでにあるのですが、今からできることを考えるしかないわけで。)

しかし入学許可が下りてから(まだ不安すぎて「留学が決まってから」とは書けない)、報告した音楽仲間、好きな人や友人、家族、バイト先のママやお客さんたち、ドイツ在住の先輩たち、みんなとても喜んでくれて応援してくれて、本当にうれしくて、よし!がんばろう!って気持ちになれます。
泣き言を聞いてくれたり、励ましてくれたり、アドバイスしてくれたり、本当に支えられています。
みなさん、ありがとうございます。大好きです。

もう本当に嵐のような気分の数日間ですが、月末の宮台先生の講演会もしっかり準備して臨みたいと思っています。
応援してくださる方は、ぜひオンラインでご参加ください!
まだまだ参加者募集中です。どうぞよろしくお願いします。

10月から無事にブレーメンの学生になれますように。
みなさん祈っててください!私も祈ってる!!

最後まで読んでくださって、ありがとうございます(*^^*) お気軽にスキやコメントをしていただけると、とってもうれしいです💕