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メンバーの自己紹介 : しみすけ

「自分は何者でもない」と思い悩む若者たちと、その思いを分かち合いたい――そんな共通の思いを持った3人の若者によって、『オルライト』はスタートしました。

ただ、オルライトをスタートするまでのストーリーは三者三様です。同じ思いを持つ私たちも、関心があること、これまでやって来たこと、そしてこれから進む先は、少しずつ違っています。
オルライトで発信することも、3人の経験や個性が少しずつ反映されるはず。

今回は《しみすけ》の略歴、いま感じていること、オルライトへの想いをお届けします。

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■ 略歴

日本文学を専攻して日本の共同体やコミュニティを勉強している。社会貢献に興味があり、大学は5年間ほとんどNPO漬け。(1年間休学してインターンしてました)
無害そうな見た目と性格が功を奏して色々な人が人生相談をしてくれるようになり、さらにそれが高じて人材育成やキャリア系、起業家支援の企画や運営をするようになる。
文学部らしく言葉の意味や生きる意味について深く話すのも大好き。
4月からはソーシャルビジネスをしている企業で働きます。

■ 今感じていること

弱い人間でも誰かの力になってみたり、努力が報われてみたりしたいよね。僕はあまり身体が強くなく、ついでに精神も別にたくましくなく、仕事における強みはあまりない、平均よりちょっと下くらいの人間です。ただしいて言うなら、ふつうなふりをするのは平均程度できる人間だったと思います。だから、私は平均ですという顔をして生きてきました。

僕はその分、他者の心や体の揺らぎに敏感で、自分より恵まれた人がいたり、恵まれていない人がいるのに気づくのがふつうより少しばかり早かったと思います。自然と、社会貢献というものに興味を持つ学生生活でした。
弱い人間だって、誰かの力になってありがとうって言われてみたり、頑張ったことの結果が出たりしてみたいんじゃないかと思うんです。
弱い人間にだって、笑顔にしたい人くらいいるじゃないですか。

メンヘラでも病人でも誰でも、もっとのびやかに働いたり生きたりできる仕組みってできないかなあ、なんて考えています。

■ オルライトへの想い

マイペースを取り戻せる時間をつくりたい。
僕らの世代は生まれたころから生活のそばにインターネットがあり、いつだって社会とつながって生きてきました。
"成功者"の処世術や、活躍する早咲きの同世代の情報が簡単に目に入ってきてしまう学生時代。そこには「自分も何か成し遂げなくては」という焦りが絶えずあったような気がします。
でも立ち止まって考えてみた時に思います。本当に成功が欲しいのだろうかと。別に僕は競争に勝ちたいわけでも、有り余るお金で豪遊したいわけでもない。
僕が本当に大事にしたいものは、もっと自分の近くにいる人の気持ちとか、思いのこもったごはんとか、本心からの表現とか。
人生には成功よりも納得が欲しい。だから自分のペースで表現して生きたい。
自分と同じ悩みを持つ人や、誰かが見つけた小さな幸せと繋がることで、焦りと引き換えに失ってしまった自分のペースを、取り戻せる時間を届けられたらいいなと思います。

Writer: しみすけ

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