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俳句幼稚園🐣62 季語:白雨(夏)*朝顔*原爆忌*終戦日(秋)

すっかりのろまな登園になりました🙇‍♀️
まとめてすみません。

【助手席の窓は白雨や由比ヶ浜】


白雨は夏の季語です。

夏の季語は先週までだった…

最初に作ったものは

助手席にけむる白雨の由比ヶ浜

以前アポロっちさんが推敲してくださいました。ありがとうございました🐣✨

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ちょうど去年の今頃、俳句を始めたばかりの頃に作りましたが、満開の朝顔が秋の季語と初めて知ったことを思い出しました。

【朝顔の藍のラッパに飛び起きて】

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そして俳句ポストのお題…難しい💦

【原爆忌ドームをよぎる風のあり】

【原爆忌遠空に向け声届け】


今日は終戦日。 

紫乃先生と同じ、私の父も大正生まれ。
兵隊訓練の凄まじさは聞いたことありますが、父は体が弱かったので散々訓練を終えた後帰され戦地に向かうことはなかったようでした。
普通なら家族もホッとするのではと思いますが、当時は戦地に行けないことを恥じて、戦後も行かなかったことを口外しなかったようです。

私も子どもの頃怖い兵隊さんの話を聞いてそんな軍隊で過ごしていたのだと思っていましたので、戦地に行かなかったことを聞いたのは随分後のことでした。

祖父はフィリピンから帰った時真っ黄色の顔だったと祖母から聞いたことがあります。
祖父は無口だったので戦争の話もあまり聞いたことがありませんでしたが、ただ戦地によって帰国できたり捕虜になったり殺されてしまったりそれぞれ違っていたけれど自分は帰されて良かったとそれだけ言っていました。

私の世代は親や祖父母が戦争体験者ですが、私の育った昭和はとても平和だったような気がします。それは戦争体験者が子ども達を同じ目に合わせてはいけないと必死だったのだと思います。

私達の想像以上の体験をされている80代90代の方々、どんなことも日にち、時間が薬となって乗り越えて日々過ごしてこられたのでしょう。
頭の下がる思いです。


【終戦日心の傷も日にち薬】

〈日にち薬〉
主に関西で使われている言葉
どんな悲しみや苦しみでも月日を経ることによって、悲しみを乗り越える力を与えてくれる。





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