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口パクはミュージシャンの魂を捨てている

テレビの歌番組でよく見られるミュージシャンの口パク問題

事務所やテレビ局の意向もあるのだろうが、歌っている本人は悲しくならないのだろうか

疲れるから声を出したくない、体調が悪くて声が出ない、自信がなくて歌えない、実はそんな事情があるのかもしれない

いずれにせよ口パクは観ていればすぐにわかるし、どんなに曲が良くてもなんとなく違和感があって物足りない

やはりミュージシャン本人の歌声を聴きたいものだ

そして心から熱唱している気持ちの入った表情を観たい

歌詞なんか間違えてもいい、音程がハズれてもかまわない

むしろそれこそが生歌の醍醐味とも言える
 
一生懸命歌う姿に心が揺さぶられ、多くの人が感動し、伝説として語り継がれていくのがその時その場所でのライブ感だ


歌うことに誇りを持っている一流アーティストならば、口パクなんてありえないだろう

歌っているフリをしているだけなんてプロとして失格だし全く情けない

長年活躍している人たちを見ればわかる

歌うことを楽しみ、生き甲斐にしている

音楽が人生そのものだ

そんなミュージシャンの生き様に、人は魅力を感じるものだ


口パクはミュージシャンを自己否定し、まさに魂を捨てる行為だ

視聴者をガッカリさせるミュージシャンはファンも増えないし、いまいち人気が出ないのもよくわかる

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