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仕事が速い人は嫌われる
仕事が速い人は客や取引先からは好かれる
しかし社内では嫌われる
急いでやる必要はない、ゆっくりやったほうが得だ
そんな考え方は特に中高年のオジサンに多い
ひとつの仕事をすぐに終わらせてしまえばまたすぐ次の仕事をやらされる
だったら時間をかけてゆっくり進めたほうがいい
そんな考えが蔓延した職場では仕事が速い人は迷惑がられる
本当はすぐにできることをなるべく時間をかけてやっている人にしてみたら、サボっていることがバレてしまうからだ
上司もそういう考え方だと、仕事が速いことは本当に評価されない
ひとつの仕事を期限前に終わらせると次に与える仕事がなくて困ってしまう
業務の遂行能力、部下の管理能力がない時点でお察しだが、上司の考え方は部署全体の考え方、そして会社全体の体質につながる
売上や利益に固執しない職場ではそういう人も多いかもしれない
仕事を速くやることに何の意味もないからだ
例えば役所関係の職場を考えたらわかる
給料も経費も全て税金なので、お金の出入りに全く無頓着で興味がない
だから無駄遣いも多いし自由にお金を使いまくる人もいて批判の的になる
役所に行けば一目瞭然だが職員は覇気がなくやる気も見られない
ただ全ての人がそうだとは思わない
中には高い理想を持ち、やる気に満ちて仕事に邁進している人は絶対にいる
堕落した組織の中で燻って孤軍奮闘している人もいるだろう
そういう人がまわりに潰されないように願うばかりだ
仕事が速い人は嫌われるうえに、さらに損をすることも多い
仕事のできない人、遅い人の手伝いをさせられたり、他の人がやるべきことも割り振られる
だが仕事が速い人は自分が損をしていることに気付くのも当然速い
自分の仕事スタイルとは合わない、そう感じたとき行動する必要がある
現状のまま甘んじるか、身を置く環境を変えるか、いつかは決断しなければならない
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