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Short story

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蠍凛子ワールドへようこそ こちらには、私の「詩」以外の不思議なお話をまとめております。あなた方の感じるまま読み進めてください。
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2020年2月の記事一覧

夢

夢をみた。
どうやら、私はその夢の中では死んでしまっているようだった。
すると、貴方の姿が見えた。
必死で何かを探しているようだった。
私はそれを真上から眺めていた。
そして、私は気がついた。

「あの人は私を探しているんだ。」

私は必死で、私はそこにはもういないからと叫んだけど、その声は貴方の耳に届かなかった。
死んでしまった私を探してくれている貴方を、途方に暮れながら空中から眺めるしかな

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