夢
夢をみた。
どうやら、私はその夢の中では死んでしまっているようだった。
すると、貴方の姿が見えた。
必死で何かを探しているようだった。
私はそれを真上から眺めていた。
そして、私は気がついた。
「あの人は私を探しているんだ。」
私は必死で、私はそこにはもういないからと叫んだけど、その声は貴方の耳に届かなかった。
死んでしまった私を探してくれている貴方を、途方に暮れながら空中から眺めるしかなかった。
「ごめんね。ごめんね。私はもうそこにはいないんだ。黙っていってしまってごめんね。」
貴方に伝える事ができなかった、どうしようもないその気持ちで、私はとても悲しくなってしまった。
言葉にできないその気持ちが膨らんで、涙が止まらなかった。でも、その涙が貴方の元に届く事もなかった。
だんだんと遠くなっていく貴方を、ただただ眺めることしかできなかった。
そんな夢だった。
「表現・創造すること」は人間に与えられた一番の癒しだと思っています。「詩」は、私の広い世界の中のほんの一部分です。人生には限りがある。是非あなたの形で表現してみてください。新しい世界に出会えます。