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今年一番聴いた音楽・2023年


はじめに

 Apple Musicには、年末に「Replay 2023」というページで、その年に自分がどんな音楽を聴いていたのかを振り返ることが出来ます。(SpotifyやYouTube Musicにも似たような機能があります。)
 ということで昨年(2023年)の私はどんな風にどんな音楽を聴いていたのか、今年も一人で勝手に振り返っていきたいと思います。

前回の記事

 昨年の記事はこちらです。

総再生時間

 まずは総再生時間です。

 …らしいです。一昨年(2022年)の総再生時間が34645分だったみたいなので、僕の生活のなかでApple Musicを再生している時間が、大体2倍くらいに増えたことになります。
 1年=365日=525600分、起きてる時間が全体の3分の2だとすると、1年で350400分間起きていることになります。つまり私は、起きてる時間の約21%はApple Musicを再生していたことになります。
 一昨年は、ざっくり体感で計算して、Apple Music以外のCDやYouTubeなどの媒体も含めて、起きてる時間の20%くらい音楽を聴いていたので、Apple Musicだけでこれを超えるとなると結構凄いと思います。
 今年はApple Musicを使うことが増えた分、YouTubeで音楽を聴くことは減りました。しかしSoundCloudでは去年よりも沢山音楽を聴いていた印象です。なのであらゆる媒体の合計で言うと、少なく見積もっても去年に比べて1.5倍くらいは、音楽を聴く時間が増えていたのではないでしょうか。
 どうでもいいですね!!

アーティスト

1~5位

 まず、昨年(2023年)に私がApple Musicで聴いた合計アーティスト数は、874人とのことです。一昨年(2022年)は579人だったので、こちらも増えていますね。

 1位は坂本龍一。詳しくは後日出そうと思っている「2023年ベストソング」と「ベストアルバム」の記事で書こうかと思いますが、今年の私はとある映画を観て、坂本龍一の音楽の素晴らしさに気づかされました。それまでは『Merry Christmas Mr. Lawrence』とあと数曲しか知らない程度だったのですが、アルバムを聴き始め、作業中や読書中、睡眠導入にも坂本龍一を聴きました。

 2位はLEX。僕の感覚的には、1位は坂本龍一だろうと思っていましたが、2位はPAS TASTAだと予想していたので、LEXがPAS TASTAにかなりの差を付けて1位と言うのは驚きました。
 きっと一年の前半に沢山聴いていたのかなと思います。大好きなラッパーです。

 3位はPAS TASTA。個人的には、言わずもがなと言った感じです。私のなかでの2023年ベストアーティストは、間違いなくPAS TASTAです。
 4位はSnail's House。彼も坂本龍一と同様、作業中に聴いていることが割と多いですね。
 5位は長谷川白紙。カバーアルバムを聴いていたことが一番多かったかなと思います。何年もずっと大好きなアーティストです。今年(2024年)は1st『エアにに』以来のオリジナルアルバムが出そうなので、大いに期待。

6~15位

 6位、BUMP OF CHICKEN。小学校高学年の頃から聴いてる僕の音楽の原体験です。去年はあんまり聴いてなかった記憶なんだけど、昨年、2010年のアルバム『COSMONAUT』が私のなかでリバイバルヒット。沢山聴きました。

 7位、とても良いクラシックアルバム『ナイトフォール』を、作業中に沢山聴きました。以下、その関連記事です。

 Kabanaguは今年の初めごろにPAS TASTA経由で知って、聴き始めました。大大大大大好きです。大切に大切に、落ち込んだ時とかに『ほぼゆめ』を聴いていました。もちろん『泳ぐ真似』も大好きです。昨年末にはHyperflipにもハマるのですが、アツい伏線回収ですね。
 9位、10位も大好き。

 Bill Evans Trioは『Waltz for Debby』を作業中に沢山聴いていました。
 他の4組も問答無用で大好きな人たちです。

アルバム

1~5位

 全部で518枚のアルバムを聴きました。一昨年(2022年)が361枚なので増えていますね。

 1位は高木正勝による、細田守監督のアニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』のサウンドトラック。
 このアルバム、「名サウンドトラック」によく挙がっている印象は元々あったのですが、Porter Robinsonのニート東京出演をきっかけに沢山聴くようになりました。
 このReplayって多分、1曲ごとにアルバムでも1再生としてカウントされるんだと思いますが、だとしても303回も再生していた実感は正直ありません(笑)。1位がこのアルバムなのにもびっくりです。

 2位は先述もしたように坂本龍一。数あるアルバムのなかでは『BTTB』を一番聴いてましたね。
 3位はPAS TASTAの『GOOD POP』。言わずと知れた2023年の名盤です。

 4位はアーティストの項でも言及したKabanagu『ほぼゆめ』。2022年のアルバムですが、昨年(2023年)に初めて知って聴いたアルバムのなかでは、新作旧作全てのなかで一番好きなアルバムです。詳しくは後日書く『2023年ベストアルバム TOP33(旧作あり)』でもお話いたします。
 5位の『ナイトフォール』はアーティストの項でも触れました。一応もう一度、関連記事を貼っておきます。

6~15位

 9位は1月にリリースされた2023年のアルバムですが、それ以外の4枚は以前から大好きでよく聴いているアルバムですね。
 特に小袋成彬『分離派の夏』は、最初に聴いた時は「まあ普通に好きかな」くらいだったのに、日に日に自分のなかでの重要度が増していって、今では私を構成するアレの最上段に置くほど大切なアルバムです。一番最初に聴いたときが一番気に入っていて、徐々に飽きていくのがほとんどの場合だと思うので、こういうケースは結構珍しいんじゃないか思います。

 今年リリースの坂本龍一『12』、cero『e o』から、大好きな長谷川白紙のカバーアルバム『夢の骨が襲いかかる!』、PAS TASTAから知ったTennyson『Rot』など。
 15位の『Nurture』も大好きなアルバムです。他ならぬ、Porter Robinsonが「おおかみこども」から多大な影響を受けて制作されたアルバムというのが、この作品。昨年(2023年)3月にはこのアルバムのPorter Robinsonのボーカルを用いたVOCALOID6の公式ボイスバンクがリリースされました。

楽曲

1位~5位

 全部で3973曲を聴きました。一昨年(2022年)が2497曲だったということで、大幅に増えています。
 2022年のApple Music Replayの記事では、「アルバムランキングの上位のラインナップとほとんど同じだから」という理由で楽曲ランキングは省略したんですが、今年は全然そんなことなかったので楽曲ランキングも紹介します。音楽をアルバム単位で聴くことが少なくなったというよりは、多様な聴き方が出来るようになったという感じですね。

 1位はPAS TASTAの1stシングルこと『turtle thief』。この曲が圧倒的1位である理由は明白で、以下の記事を書いたからですね。

 この記事を書くために沢山この楽曲を分析しましたし、執筆中もずっとループ再生していたので、この楽曲が1位になのは非常に納得です。是非この記事を読んでください。自信作です。一応もっかい貼っときますね。

 2位もPAS TASTA、3位は今年リリースのアルバム『12』から坂本龍一の『20220302』。4位は一昨年(2022年)末にリリースされたPUNPEEのEPからの1曲(年始頃に沢山聴いていた記憶)。

 5位も大好きな曲です。僕の母親のお気に入りでもあります。

6位~15位

 やはりPAS TASTAが多いですね!
 6位の楽曲も4位と同じく一昨年末にリリースされた楽曲で、年始頃に沢山聴いてました。とても癖になる良い曲です。
 『Operation : Doomsday Love』はPUNPEEの曲のなかでも、本当にずっと一番大好きな曲です。今年も沢山聴くでしょう。
 Jojiの『ATTENTION』はマジで大好き過ぎて死ぬほど聴いてました。アルバムの方のランキングで、この楽曲が収録されている『BALLADS 1』が195再生なので、実にその30%がこの曲の再生数だということになります。

 いや全部好きな曲!!センス良!!
 坂本龍一『hibari』はアルバム『out of noise』の1曲目ですが、私がこの曲を知った映画のサントラの方のトラックを沢山聴いてましたね~。

おわりに

 完全に個人的備忘録な記事ですが、いかがでしたでしょうか。こんな記事読んでる人なんて果たしているんですかね?もしいらっしゃったなら、本当にありがとうございます。

 今、2023年のベストソングとベストアルバムの記事を書いているので、そちらが完成したら是非読んで欲しいです!もう翌年の2月ですけども!!
 
それらの記事だってこの記事同様、自己満足であることに変わりはないのですが…。完成したらこの記事末にもリンクを貼ります!

 このReplay機能のあるサブスクを使っている方で、まだ自分のそれを見ていらっしゃらない方がいれば、多分まだギリ見れる(2024年2月現在)と思うので、自分のReplayを見てみることをおすすめします!かなり面白いです。

余談 : ジャンル

 PAS TASTAといえば、本人たちがその音楽ジャンルを「J-POP」だと言っていることがおもしろポイントの一つですが、このReplayの「ジャンル」のところでのBGMは、きちんとPAS TASTAの『sunameri smoke』(J-Pop)でした。
 分かってますね~!

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