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大学の孤独感からの再起。塾講師として勤務し、輝き始めた僕の人生。

今回は、学部3年の振り返りです。

生の実感

 学部1、2年までは孤独感に苛まれ、かつあらゆる行動が億劫になり本当に生きる意味を見出すことが難しかったです。やっとの思いで重い腰を上げた2年の後半に塾講師のアルバイトを始め、”生きていること”を実感し始めました。3年に突入して大学での生活はそれまでとあまり変わらずでしたが塾講師の楽しさとやりがいを知った僕はそちらにのめり込みます。3年の9月頃まで1社目で勤めを果たし、4年の4月から3月中旬まで再び2社目で塾講師としてデビューしました。

塾講師アルバイトの勧め

 大学生の定番のアルバイトと言えば塾講師ですが、実体験として本当にお勧めします。学ぶことが多いですし貢献性が非常に高いお仕事です。やりがいはやはり生徒の学力向上や受験合格に貢献した時が大きいです。塾講師としての期間は決して長くはありませんでしたが数多くの気づきがありました。多様な生徒がいる中でのコミュニケーションの難しさや同僚や教室長との人間関係など、生徒に教える立場ではありますが吸収する部分が多々ありました。このような自分の学びがあり他社への貢献性があり楽しさを追求できるアルバイトはそうないと思います。振り返って思うことは、塾講師をしていた時の自分が大学・大学院時代で最も輝いていたということです。

複数の組織に属することの大切さ

 塾講師を始めてからそれまで苦しめられていた孤独感からは距離を置くことになります。孤独感の原因は心の中での友達が居ないことが主ではありますが、何も動き出さない自分の存在も背後にあったのだと思います。アルバイトを始めてからは、自分の存在意義を塾講師に当てはめることで孤独感からの呪縛から逃れることが出来、本当に生きることが楽になりました。何かの組織に属している感情も僕を後押ししてくれました。やはり1つの組織にだけ属することはリスクなのです。アルバイト開始前の僕はサークルや部活も行かなくなりもぬけの殻にしか見えなかった大学にしか所属していなかったのです。そこで人間関係が良好にいかないのだからそれは本当にどうしようもなく辛かったです。他の組織に所属してやっと複数の組織に自分の存在を分散させておく大切さを痛感しました。

退職理由

 先述しましたように、勤めていた1社目の塾を3年の9月頃退職しました。退職理由は勤務時間が減っていったことです。勤めていたところはシフト日数を多く希望した者が多く勤務出来るというシステムでした。僕は退職後半に近づくにつれ希望をあまり多く出さなかったので毎月ほとんど出勤がありませんでした。そうした理由で退職いたしました。

鬱状態からの再起

 退職してから僕の輝いていた人生に再び暗雲が立ち込めます。属していた組織がまた1つになってしまい、楽しさややりがいが減ってしまい元の億劫な自分に戻りました。それからまた孤独感を抱えうつ状態になり、心療内科に行くことになります。診察で言われたことは何も行動しないことがあなたを苦しめているから行動しようということです。お薬は処方されませんでした。孤独感で頭が割れてしまうと錯覚していた僕は、なんとかしないと、と不遇の人生からの解放を心の底から叫び始めます。逆境があるとその反発で物事が大きく動くことがあります。そこから僕は再起を強く決心しました。もうこんな辛い人生は嫌だと、地獄の底を見た僕の目には黒い炎が宿っていたのです。

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