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男性社会での女性管理職という立場#1

サービス業から転職してIT業界に入って早7年。
昨年度から管理職の業務を担うようになり、今年度から正式に役職がついてしまった(←)ぽんずです。

管理職になるまでと、なってみた今と、男性社会にいる女性管理職について残しておこうと思います。長くなりそうなので小分けにします。

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管理職にならないか?

そもそも入社した時は管理職って何してるのかわかんないし、誰が管理職でどういった順番で偉いのかすら曖昧だったな~。
当時22歳で飲食サービス業からの転職、いわゆる未経験採用。
(19歳から働き出して紆余曲折あったのでこれはまた別の記事で書きたいです)

3年目くらいまではとにもかくにも給料を上げたくて、どうすれば評価高くなるのかばっかり考えて「お金ほしい~」だけしかなかった。笑
その時の部長は、部全員に対して「売上が足りてない」だけを連呼していて、その時の私ではどのくらい足りないのか、どうすれば足りるのか全くわからないぺーぺー社員。
要するに「自分の評価にしか興味がなかった」んですよね、実際。

しかしながら、給料アップを目指していたことで必然的に利益への貢献とその意欲を買われ順当に昇進していって2年前に上司から「管理職を目指さないか」と。

その頃になると、会社の仕組み・組織に関すること・売上や利益に関してはうっすい知識ではあるけど理解し始めた程度(恥ずかしいくらい薄い)。

給料は当然上がるだろうし良い話。
でも
基本的に私は意気地なしなので、二つ返事でやります!と言えなかった。

管理職への昇進が嫌だった

給料は上げたいけど、正直その時は管理職は嫌だった。
・女だし
・結婚もするかもしれないし
・子供産むかもしれないし
・責任取りたくないし
・年上の部下ってやりずらいし
・管理職の中に女性一人もいないし
という、今思えばしょーもない言い訳を並べてやらない理由を探しまくる日々。
結婚も出産も具体的な話が出ている訳でもない、責任が何たるかもわかってない。
何が正解かわからないまま、ずーっと回答を先延ばし。

その時の部長さんは本当に厳しくも正しい道を教えてくれる方で
上記の言い訳を一通り聞いた上で

「結婚も出産もその時に続けていける方法を考えればいいし
責任はもっと上が取るんだからやりたいようにやれ。その為の上司だ。
年齢なんて関係ない。会社のためになる行動なら問題無い。
お前のやりやすい方法ができる立場になれるなんて得だぞ。
あと最初から出来るなんて有り得ないから失敗前提でいいだろ。
失敗したら後ろで何人も待ち構えてるから全く問題無い。」

と。
この時、本当に悩んでいたから、飲み屋で盛大に泣いた。笑
お前ならやれると思うけどね~ってなノリで乗せられてこんなことまで言ってもらえて、少しずつ「やってみようかな」の気持ちが湧いてきたことを鮮明に覚えてる。

翌年に向けての心の整理と準備

まずは、管理職って何?と私がやるべきことは何?ってとこから勉強。
タイプ的には机上で勉強が苦手で、実践から学ぶ方が早い人で
現時点でやれることからどんどん始めることにして。

器用貧乏なこともあって、やりだすと「案外いけちゃうタイプ」でもあるらしく、それが少しだけ自信になった。
ただ、やっぱり男性社会であることと、年齢がかなりネックになってまとわりついてきて…あ、あと自分より社歴長い人も部下になるしという点も…

これってどうしようもないことなんかな~とか
どうしたら恨みつらみなく出来るのかな~を考えて考えて考えた。
考えた結果、今まであまり無かった「他人への興味」が沸いて人を知るきっかけとなったと感じてる。

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そんなこんなで周りの人の力に大いに寄り掛かって、支えてもらって
管理職になることを決意したという話。
寄り掛かることって悪くない。
もし少しダメになったら寄り掛かる場所がある ということを認識できて、恵まれた環境にいれることに感謝を忘れずにいたい。

次回は実際に管理職になった今を残していきますね~

ぽんず

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