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【企画】September!~2020年9月時点での私のmusicマスターピース」

チェーンナー先生の「日本語業界の町」を作ろう企画第5弾!
今回のお題は音楽です。

以前も自分のプレイリストを晒す企画をしましたが、
好きな音楽を挙げる企画は大好きな反面、頭が痛いです(笑)
好きな曲が多すぎて、選ぶのに一苦労です。
嬉しい悩みです。

そして、今回もあれこれ悩みました。
部屋のCDの棚をじっと見たり
自分のiTunesの膨大なコレクションを眺めたり
「自分が書き終えるまでは他の方のは読まない」という自分ルールを破って
覗きにいこうか・・・と思ったり
悩みに悩んでふと気が付きました。

あ、9月!




これしかなかった!(笑)

September - Earth, Wind&Fire


厳密にはこの歌、
「9月に出会った恋に想いを馳せている12月の歌」なんですけどね。

ゴキゲンな幕開けから軽快なホーンセクションのメロディ
そっ、と滑るような歌い出し。
最初は遠くで見ていた人たちも、
気が付いたら集まってきて踊っちゃってる!

ダンスフロアでこの曲がかかると
最初はおとなしかった大人たちが、わいわい踊ってる。
「夏も終わっちゃったけど、秋も悪くないね」なんて言いながら。

というのが私の毎年の秋の入り口の思い出の曲でした。
そしてこの季節にこれを聞くと、いつも思い出す。

あの頃の日々は今とはまた全然違って
刺激的で眩しく輝いた日々だった。
今の私を形成するパズルのピース。
まるでこの曲の最後の歌詞のように。

"Golden dreams were shiny days."


Youtubeにてライブ版も発見!
全身で、ステージ全体でこの曲を表現している感じがたまりません。
音楽ってこういうものだよなぁ、という一つの完成形な気がする。



ここで他の曲を入れてしまったら野暮なので、今回はこれ1曲でおしまいに・・・と思ったら
この企画は「一人3曲以上紹介する」ルールなんですね!

では何もなかったかのように次の曲を。

Freedom Cry - Deep Forest

Deep Forestはフランスのユニットで、世界各国の民族音楽をサンプリングしたり実演奏しています。
一番有名なのが「African Calling」というアフリカ各地の子守歌や狩猟の歌などをアレンジした作品集。
電子音でサンプリングすることや、民族音楽を自分のもののように扱うことに対して賛否両論あるみたいですが、
私は彼らのおかげで民族音楽に興味を持つようになったし、こうした形での「継承」は今のあるべき姿なのではないかと思っています。

この「Freedom Cry」が収録されているのは東ヨーロッパの民族音楽を収録した「Boheme」というアルバムで、ハンガリーやブルガリアの音楽をベースにした奥深い作品です。

この歌はハンガリアン・ジプシーの男性が刑務所の中で自由のない暮らしを想い歌ったものだそうです。
歌詞はよくわからないのですが、憂いを持った声が心に響きます。

夏の熱気をクールダウンさせる一曲。

Deep Forestについてはまた今度じっくり語りたい!と思います。

9月のマスターピース、最後の曲は

Tonight, Tonight - The Smashing Pumpkins

この曲はとにかく好きで、9月と言わず昔からよく聞いています。
発売当時、MTVで観たPVが衝撃でした。
なにこの変なビデオ・・・って、後で「月世界旅行」のオマージュだと知り、
ジュール・ヴェルヌの小説の世界って映像になったらこんな変な世界なんだ・・・とショックを受けました。

その不思議な雰囲気のビデオとは裏腹に、
驚くほど繊細で壮大な曲は「一日の締めくくり」に相応しい
「額に入れて飾っておきたい曲」です。

*

9月って、夏は終わったけれどまだまだ暑いし
なんとか「ロス」みたいな気持ちを引きずった不思議な時間だと思うんです。
そんな9月に聴きたい曲を選びました。

チェーンナー先生、素敵な企画をありがとうございました!

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