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気が付けば何周年目かの

今日は私にとっては今年最初の授業でした。

そういえば十数年前のちょうど今ごろ、人生で初めての日本語の授業をしたのでした。

都内の日本語学校で非常勤としてのデビューでした。
今でも忘れない、「みんなの日本語」の47課でした。
今考えてみると、よくわからずに「火が消えそうです」とかやってたなぁ。

今だからこそ言いますが、始めの頃は全く楽しいと思えず
何年かやったら別の仕事に移ってもいいかな、とさえ思っていました。
そこから色々あり、所属先が変わり、新しい場所で尊敬できる先輩や同僚と出会ったことで、自分の居場所が少しずつできてきました。
そして時には嵐の中を、時にはカンカン照りの日差しの中を駆け抜けて、気が付いたら今ここにいる、という感じです。

ここへやってきてから、今まで一度も「仕事が嫌だ」と思ったことはありません。
たまには忙しい時もありますし、この2年ほどは「大変」の一言では片付けられないほど大変な出来事だらけでしたが、それでも毎朝学校の校舎に入る時にはワクワクした気持ちになります。

秘訣は常にポジティブでいること!
「でも」とか「だって」という思考は頭の中に置かない。
それがあるだけで全ての景色が曇って映ります。
 
そして素晴らしい出会いの全てに感謝すること。
これは自分で選ぶものではなく、与えられた奇跡だと思います。


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