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大コンドミニアム ワイキキバニアンの最近の傾向

ワイキキの東の端に近くタワー1, 2の2棟とレクリエーションエリア、複数の商業施設、駐車場から成る、大コンドミニアムです。2つのタワー合わせて、約800室ある大コンドミニアムです。

全て1ベッドルームで、山側、海側、西向き、東向きと、いろんな景色のバリエーションの部屋が選べます。去年の8月までは全室、デイリーレンタル(バケーションレンタル)が可能でした。
約25%の部屋にはバケーションレンタルの許可があり、それらの部屋は1日からのレンタルが可能です。部屋は色んな会社がバケーションレンタルを管理していて、料金も安く、人気があります。 

ただ2019年8月までは、違法なバケレン(バケーションレンタル)が、横行していたため、罰則が強化され、違法行為は事実上できなくなりました。その後、管理組合が執行の一時差し止めを裁判所に求め、現在デイリーレンタルは可能になっています。

しかし、もともとは違法なので、最終的な決定はまだ不透明です。 

さて、8月以降のワイキキバニアンのマーケットですが今日3月2日の売り物件をMLSで見ると18件、そのうちNUC(デイリーレンタルの許可)を持っているものは2件です。 

エスクローに入った物件は1件、洗濯、乾燥機はあるが、景色のないデイリーレンタルできない物件です。価格は今までのものに比べると、安いと思います。 

全体の価格としては、下落傾向にあるようです。ワイキキバニアンの管理組合は、州にデイリーレンタルの合法化を求めて提訴していますが、そもそも違法であったことや、住宅エリアに位置していること等を考慮すると、なかなか苦しいのではないでしょうか。 

逆に、デイリーレンタルができないことを納得して購入するのであれば、今は安く購入できるチャンスである、とも言えます。 

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私はハワイが大好きな一不動産投資家です。日本では歯科医師でした。ハワイに行くたび日曜日毎にオープンハウス巡りをして見学した物件は350件以上になります。初めて投資しようとする方がエージェントに言われるままに買うことにならないために、実体験に基づいたノウハウを発信します。