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ワイキキのNUCあり物件かどうか?〜バケレン禁止エリアでは必ず投資前に確認を!

ハワイのコンドミニアムの部屋には ’NUCのある物件’ というのが存在します。 

本来デイリーレンタル(バケーションレンタル)が禁止されているエリアにあるビルなのですが、このNUCがあると特別にバケーションレンタルを許可しましょう、という ’許可証’ です。実際に証書などはなく、単に登録されているだけの ‘許可’ ですが禁止されているエリアでこれがないと、バケーションレンタル(バケレン)ができません。 

バケレンができないと、その物件は最低でも1ヶ月の滞在しか貸せないことになります。 

多くの旅行客は1ヶ月も滞在しないので自ずと、需要は低くなります。自分達がいない時には貸してハワイにいる時は滞在する、ということもできなくなります。 

2019年8月から罰則が強化され、違法に稼働している物件はほとんどなくなりました。 

それ以前はたくさんの違法物件が存在して、実際に貸し出されていました。 

同じビルの中にも、これがある部屋とない部屋があります。価格も大きく違います。 
ただ複雑なのは、ある部屋ない部屋の区別は調べたり聞いたりしないとわからないことです。 

以前、ワイキキバニアンはこの証があるのがおよそ800のうち200室にすぎません。 
にもかかわらず、違法なレンタルが日常化していました。罰則強化後は、貸し出しが不可能な状態になっています。 

さて、投資の対象としては当然NUCあり物件を探すのが私のオススメです。 
部屋の使い方も選択肢が多く、需給バランスのため、今後の値上がりも期待できます。 

ワイキキバニアンは現在、管理組合が仮申請をして、暫定的に営業が可能ですがそれも2月末まで、です。少なくとも禁止されている物件と許可されている物件では価格の開きが大きく、そもそもNUC物件はあまり売りに出されず出たとしてもすぐに買い手がついてしまいます。 

そもそもレンタル可能地域ではこれは当てはまりませんが、地域とビルによっては必ず確認しなければならない、最重要な事柄です。 

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私はハワイが大好きな一不動産投資家です。日本では歯科医師でした。ハワイに行くたび日曜日毎にオープンハウス巡りをして見学した物件は350件以上になります。初めて投資しようとする方がエージェントに言われるままに買うことにならないために、実体験に基づいたノウハウを発信します。