ウォードビレッジプロジェクトについて

アラモアナセンターの西側、ピイコイ通り以西からウォード通りまで、山側はカピオラニ通りまでをウォード地区といいます。 

この中で、近年全米の大手ディベロッパーのハワードヒューズによる開発が行われています。この地区は以前はショッピングセンターがあったり、小型小売店が集まっていた地域です。あまり人気がなく、上手くいかなかったようです。この地区をコンドミニアムや商業施設を含めて、開発する計画です。 

いわゆるウォードプロジェクトです。厳密にはケキロハナはウォード通りよりも西に建ちましたが以前のウォードセンターやマルカイマーケットの跡地にを一大コミュニティーにする構想です。 

最初は10数年の間に18棟のコンドミニアムが建つという話でした。そのうち何棟かの計画が頓挫しましたが、計画の変更もあり、最初のワイエアを始め何棟かが、すでに完成しています。更に、コウラ、アアリイを始め何棟か建設中です。 

投資としてはどうでしょう。
まず、賃貸するためには6ヶ月以上の期間でなければいけません。ハワイ州の法律によって決まっています。ということは、一旦賃貸契約すると半年は自分では使えません。貸し出さないと賃貸収入はありません。固定資産税と管理費は、払わなければならないので、キャッシュフローとしては良いとは言えません。価格も安いとは言えないので、賃貸収入の利回りは良くありません。 

キャピタルゲインを考えると、まだ結果は出ていませんが、供給が多いため、需要に対してバランスが取れているとは言えないと考えています。 

私は、結果としてウォードビレッジの新築物件は、まだ未知数の部分が多く、投資としては様子をみたいと思っています。複数の訴訟も、落ち着くまでは様子を見るのが良い、と思います。 

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私はハワイが大好きな一不動産投資家です。日本では歯科医師でした。ハワイに行くたび日曜日毎にオープンハウス巡りをして見学した物件は350件以上になります。初めて投資しようとする方がエージェントに言われるままに買うことにならないために、実体験に基づいたノウハウを発信します。