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さよなら、ヒヨコ

7/4(土)
10匹飼っていたヒヨコ6匹が、先週末ネコにやられた(涙) 
子供達のショックは相当なものだった。

4匹残っていたヒヨコ(雄2、雌2)のうち、雌1匹がダンボールの中で無残な姿で死んでいた。

残り3匹になっちゃった・・・。
そして、またまた悲しい空気に包まれる子供たち。

箱の端っこに震えるようにじぃーっとしてしている雄のヒヨコがいる。先週末の猫からの被害で、精神的ストレスで仲間を攻撃してしまったのか・・・!?。

お昼すぎに、朝からじぃーっとしていた雄のヒヨコが今度は死にかけている。連続殺人、いや連続殺雛事件のよう。

アキラが10匹のうち一番お気に入りだった雄のヒヨコだった。

目を閉じたまま、かすかにしか動かず、更に小さく感じるヒヨコ。アキラは小さく愛しい命を手に乗せたまま、じっと見つめ「起きてよー!君のこと一番好きなだよー!起きてよ−!!」と何度も何度も話しかける。かすかに羽が揺れるたびに「生きてる!」と歓喜をあげる。

そして、もう一匹の雄のヒヨコに、動かなくなったお気に入りのヒヨコを近づけて「なんで殺すのー!!ひどいよー!!」と本気で怒っている。

わずかな希望を抱きながら出来ることをやってみたが、無残にもアキラのお気に入りのヒヨコは息を引き取った。

残り2匹(雄1、雌1)になっちゃった・・・
更に悲しみに包まれる子供たち。悪い夢でも見ているかのよう。

今度は、最後に残った雄のヒヨコが震えている。仲間の雄のヒヨコを殺った時のショックだろう。じぃーっとしたまま、何も口にしない。目を閉じたまま静かに死を待つような体制だ。

最後に残った雌のヒヨコを今度は殺ってしまうかもしれないと思い、2匹を別々のダンボールに入れた。

穀物も葉っぱも口にしないので、おかゆを作って注射器のようなもので少しづつ口ばしに運ぶ。3時間ぐらい経ったかな。あまり食べていないせいか体が小さくなった気がする。

最後に残った雌のヒヨコのそばに連れていくと、もしかして元気になるかも・・・

雌のヒヨコの横に置いた瞬間、一緒に穀物を食べた。
そしてピヨピヨと声をあげながら、羽も動かした。元気になった!!!

人間もヒヨコも一緒だね。
元気がない時は、仲間が元気にしてくれるんだね。

飼っている生き物が亡くなるのは本当に辛い。

でも「死」というものに向き合うことも大きな学びだ。

亡くなったお気に入りのヒヨコをお庭に埋めた。

天国で幸せに暮らしてね!

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