PCD Tokyo 2020 感想まとめ 〜はじめてのトークセッションとか〜
先日、東京の Yahoo! Lodge で開催された「Processing Community Day Tokyo 2020」に参加してきました。
今回はイベント初参加に加え、企画の1つである「トークセッション 〜日常的にコードを書いて表現する〜」の方で登壇させてもらいました。
開催から随分時間が空いてしまったのですが......(スミマセン)
今回はトークセッションや参加した企画、イベント全体の感想を綴ろうと思います。
なお、すでにたくさんの方がイベント記事を書かれているので、こちらもぜひご覧ください。
トークセッション 「日常的にコードを書いて表現する」
こちらでは はぅ君 さん、nasana さん、高尾先生とともに、daily coding についてお話ししました。
当日一緒にご登壇してくださった はぅ君 さん、nasana さん、高尾先生へ、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
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さて、まずは登壇した感想ですが...この上なく緊張しました......!
ちゃんと喋れていたのかな?と大いに反省は残りますが、とても良い経験になったと思います。
一応、内容としては主に「自分がどういった分野の人間か」「何故 creative coding や daily coding を始めるに至ったか」をお話ししたつもりです。
わたしにとって daily coding は、仕事や自分野とは関係のない、あくまで ”趣味・道楽” というもの。言うならば「生産性を度外視した活動」です。
でも普段と全く違うからこそ、自分の世界観を広げたり、新しい価値観の発見につながると感じています。
なので ”分野や生産性にとらわれることなく時間が過ごせる” 学生だからこそ、挑戦してみるのも面白いよ!というのを伝えたかったです。
諸事情あり、準備不足が否めない状態ではありましたが、少しでも "学生の目線から考える daily coding" が伝わっていれば幸いです。
詳しくは是非 Youtube のアーカイブをご覧くださいな。
あ、ちなみに当日は「End」のスライドから始めるという大ポカをやらかしましたが、アレは演出。決してポカじゃないです。......ホントです。
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トークセッション自体の感想ですが、非常に有意義な時間でした。
まず はぅ君 さんは、ご自身が生みの親である "つぶやきProcessing" を軸にお話しされていました。
SNS という ”日常的な環境” に取り込むことで、新しい表現方法の発見や拡張につなげるというのは、長く Processing に触れているからこそ生まれる発想だと思います。
自分一人だけじゃなく、大勢の人と共創する文化としての daily coding という感じで、新鮮でした。
また nasana さんは、日頃ご自身が作品へどのように向き合っているか、とても丁寧にお話しされていました。
印象的だったのは「スキル習得と応用を 20%:80% のバランスで行う」という考え方。ご自身の中で明確な意識を持って取り組まれており、とても勉強になりました。
普段の繊細な色使いや構図は、こうした丁寧な積み重ねが生み出しているんだなあ...という印象でした。
総じてお二方とも、ご自身の ”daily coding 論” を明確に持ち、そして実践されていてスゴかったです。お二方の作家性の根幹を見た気がしました。
そして同時に、自分の薄っぺらさを痛感しますね...。もっと ”厚み” を出せるよう、積み重ねていきたいと思います。
また当日は司会をされていましたが、高尾先生の ”daily coding 論” もぜひ聞いてみたかったですね...。あと、もっと質問や議論を交わしたかった!
ぜひ次に機会があれば、たくさんお話ししたいです。
NEORT 1周年の振り返りとこれからの話
こちらは、デジタルアートプラットフォーム ”NEORT” の創業者である ニイノミ さんのお話でした。
今年で NEORT が1周年を迎えるとのことですが、「すでにこれだけ数多くの作品が投稿されているのに、まだ1年なんだ...。」と、逆に驚かされてしまいました。
まさに ニイノミ さんの掲げる「個人でもクリエイターが活躍できる場を作りたい」という信念が現実になってきているんだな、と感じます。
これからもたくさんのクリエイターで賑わう場になってほしいです!
また今後の展望として「様々な企業やイベントとのコラボレーションを増やしていきたい」とのこと。すでに何度か実施もされているそうです(以前わたしも参加させてもらいました)。
もしかしたら「えっ、わたしの作品が展示されてる...!?」なんてことも起こっちゃうかも...とてもワクワクします!
今後の NEORT の展開がとても楽しみになるお話でした!
ライブコーディング
こちらは、HAUS さん、田所先生、Shinpin the Livecoder さんのライブコーディングパフォーマンスでした。
まあとにかく、エモエモで熱かった...!わたしにとっては初めての生ライブコーディングパフォーマンスだったので、大興奮でした!
HAUS さんのパフォーマンスは、なんと視聴者参加型での演奏。まさに ”ライブ感” があり、こんなやり方もアリなのか...!と参考になりました。
また田所先生は shader + tidalcycle によるパフォーマンス。映像もさることながら、音がイイ...!
楽器とは違う独特の質感がありつつも、一つの音楽として成立している様子が、なんとも不思議な体験でした。
全てのパフォーマンスが刺激的でした。いつか自分も挑戦したい...!
イベント全体の感想
今回は時間の都合上、WS には参加できなかったのですが、とにかく面白い企画が目白押しでとても満足でした!
企画以外の時間には、普段 Twitter で見ているスゴい方々ともお話しすることができ、とても楽しかったです。
中には自分の Twitter を見てくれている方や、感想なんかもいただいたりなんかして、うれしハズカシ......。
また逆に、普段はどのように作品を作られているのか、どんな仕事や背景を持たれているのか、こういった考えを直に感じられるのは、やはり直接お話しする醍醐味ですね。
そして何より、自分にとって「来場者の大半がクリエイター」という環境はかなり刺激的でした。
自分は周りにクリエイターがいないので、見聞きするもの全てが新鮮!
自分よりもウンと長く活動されている方々とは、知識や経験量が雲泥の差なので、全てが勉強になりました。
またコーディングで製作されている creative coder に限らず、他のデジタルツールを使って製作されている方、さらにデジタル以外で活動されている方まで、ありとあらゆる ”クリエイター” が参加されていて、より一層刺激を受けるものが多かったです。
おわりに
以上、PCD Tokyo 2020 の感想でした。
少々長くなりましたが、いかがだったでしょうか?
初めてのイベント参加、初めての登壇、初めての出会い...と、”初めて” づくしの1日でしたが、とても充実したイベントでした。
これだけの ”クリエイター” が集まるイベントに参加できて、とても楽しかったです。
しかし同時に、自分の未熟さも痛感することができました。
これからも、マイペースではありますが、少しずつ挑戦を続けていきたいと思います。
また、今後もこういったイベントには積極的に参加したいと思ってます。
なので、もしイベント等の機会でお会いしましたら、その際はよろしくお願いします。お話ししましょう。
...あ、イベントのお誘いもお待ちしてますので!なにとぞ!
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以上、ここまで読んでくださってありがとうございました。
ぜひまた次の記事でお会いしましょう。
ではでは、ごきげんよー🎵
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