音楽理論の身体性 第三回 〜 Beyond the chordal music 〜
坪口昌恭氏を迎えての本イベント「音楽理論の身体性」も今回で三回目です。第三回では、坪口昌恭氏の演奏楽曲を紐解きながら、これまで第一回、第二回を通してやってきた内容を、具体的な楽曲を通してレクチャーいただきます。東京ザヴィヌルバッハやOrtanceの曲を例に、ミニライブとトーク、という形式で行います。トークでは各テーマ曲のエピソードや演奏を掘り下げてお聞きしていきますので、皆さんどうぞ予習を忘れずに!
<テーマ曲>
「作曲上でアウトする(”Cacao Argentum” 東京ザヴィヌルバッハ)」
「モードで使うBopイディオム(”Muse Skip” Ortance)」
「言葉のリズム(”Rain Of Zero Gravity” 東京ザヴィヌルバッハ)」
第一回では「音楽理論の身体性」というテーマで坪口氏の音楽体験や現在の活動の転換期とも言えるバリーハリス氏との出会いからバリーハリスメソッドについて、そのポイントをレクチャーいただきました。第二回では「ドミナント活用の醍醐味」と題して、第一回のバリーハリスメソッドの話を受ける形で、コーダルミュージック(コード進行構成されている音楽)に於ける、ドミナントコードでのアプローチをご紹介いただきました。どちらも二時間という短い時間でしたが、テーマと要点を押さえた有意義な時間になったと思います。皆さんはいかがでしたでしょうか?今回は「Beyond the chordal music」と銘打って、コーダル・ミュージックの向こう側にどんな音楽世界があるか一緒に覗いてみましょう。
それでは12月19日にお会いできるのを楽しみにしています。
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※チケットにはオフライン(20名限定)、オンラインがあります。Q&Aや全体進行は、オフライン会場を中心に進行します。
”Cacao Argentum” 東京ザヴィヌルバッハ
Muse Skip” Ortance
”Rain Of Zero Gravity” 東京ザヴィヌルバッハ
オフライン参加にあたってのお願い
※マスクを着用のうえご参加下さい。マスク未着用の方はご参加できません。ご了承ください。
※受付にて検温・消毒のご協力をお願い致します。
※体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
※万一新型コロナウイルス感染症に感染された場合も主催者は責任を負いません。
※お住まいの地域の自治体から、外出や移動に関する自粛の呼びかけが出ている場合は参加をご遠慮ください。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、イベントの開催が延期される可能性があります。
こんな人におすすめ
・アドリブ演奏が苦手(アドリブの際にどんなアプローチを取っていいのかわからない)
・既存の教則本での独習をしている(アベイラブルノートスケールやツーファイブでのアドリブの難しさを感じている)
・理論と演奏の関係に興味がある
・演奏者ではないが作曲技法としてアドリブの方法論に興味がある
コミュニティの概要
「Signal compose」と「FabCafe」は、未来の音楽の学び方や、音楽制作/活動のあり方を議論する場として、新しいコミュニティをローンチ。これまでの音楽史と現代の音楽を学びながら、シグナルプロセッシングとハードウェアの掛け合わせ、機械学習といったツールの利用方法を学び、これからの音楽制作のあり方を模索するコミュニティです。School、Lab、Live、Media、といった4つの活動領域を通して、コミュニティを運営します。本イベントでは、そのローンチに先駆けて、音楽を取り巻くこれまでの歴史やこれからの音楽のあり方などを議論します。
詳細はこちらをご覧ください
これまでのALMFの活動
・これからのリベラルな音楽のためのアカデミー#1 「これまでの音楽」
・これからのリベラルな音楽のためのアカデミー#2「音楽と(楽器としての)ハードウェア」
・音楽理論の身体性 第一回 〜アドリブにおける奏者の主観/方法の再現可能性・ゲスト 坪口昌恭〜
・音楽理論の身体性 第二回 〜ドミナント活用の醍醐味・ゲスト 坪口昌恭〜
「Signal compose」について
2018年に、情報科学芸術大学院大学に学ぶ有志によって設立される。2019年4月にはシグナル・コンポーズ株式会社として法人化。2020年7月から大石桂誉、森田了を迎える。音楽とエンジニアリングを軸に創造性を発揮するクリエイティブ・カンパニーとして、音楽制作事業、オーディオソフトウェアブランド「masalaaudio」、Webサイト育成サービス「Supporton」、音楽コミュニティ「ALMF:これからの音楽のためのアカデミー」を展開。
Signal compose : https://signalcompose.com
masalaaudio: https://masalaaudio.com
Supporton: https://supporton.life
information
開催日時:2021年12月19日(日)
時間:18:00〜20:00
場所:FabCafe Tokyo 2F MTRL & オンライン配信
会場参加チケット(共通/限定20名):3000円
一般:オンライン2000円
大学生:オンライン1000円
高校生:オンライン500円
timetable
18:00 – 18:05 オープニング
18:05 – 18:35 ミニライブ1+トーク1
18:35 – 19:05 ミニライブ2+トーク2
19:05 – 19:35 ミニライブ3+トーク3
19:35 – 19:55 Q&A/まとめ
19:55 – 20:00 クロージング
ゲスト
坪口昌恭
Masayasu Tzboguchi
ジャズとエレクトロニクスを共存させ、伝統と先鋭を股にかけ独自のキャラクターを放つピアニスト&シンセシスト、クリエイター。福井大学工学部応用物理学科卒業後87年に上京。
〈Ortance〉〈東京ザヴィヌルバッハ〉〈Radio-Acoustique〉主宰。映画『Lily』、アニメ『ReLIFE』の劇中音楽を担当。〈ex.DC/PRG〉〈akiko×坪口昌恭〉他で現在進行形のジャズやインプロヴィゼーションをアピールする一方、Barry Harrisメソッドの継承者としても後進の指導にあたっている。intoxicate他音楽誌への執筆多数。尚美学園大学/大学院ジャズ専攻教授。
モデレーター
大和 比呂志
Signal compose 代表
音楽家、エンジニア
IT会社、米国ベンンチャー企業などでの職務経験を経て、30代半ばにデザイン会社を起業。初代CEO、テクニカルディレクターを務める。また、ジャズ理論・テナーサックスを菊地成孔に、ギター演奏を小川銀次、市野元彦に師事する。
2016年4月から情報科学芸術大学院大学[IAMAS]にて三輪眞弘に師事し、リズムに関する研究で2018年3月に修士(メディア表現)を取得。2019年4月よりシグナル・コンポーズ株式会社を主幹。同年9月から慶応義塾大学SFC後期博士課程にも所属。
アシスタント
森田了
Signal compose 所属
主宰
ALMF(これからのリベラルな音楽のためのアカデミー)
Signal compose Inc.
協力
FabCafe Tokyo
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