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配偶者ビザを自分で申請する際の書き方|事例をもとに紹介✍️

Hola 👋🏼
Alma MéxicoのHeidiです。

ついに、Jesúsの配偶者ビザを取得することができました!必要書類が足りなくて書類集めから取得まで8ヶ月ほどかかりましたが…
ぜひ、ひとつの事例として参考になれば幸いです🙏🏽

▼この記事はこんな人にオススメ
これから配偶者ビザを自分で申請する方
書類不足で配偶者ビザ申請を延期されている方
メキシコ人と国際結婚をされる方

配偶者ビザは自分達でも申請できる!

私たちは、メキシコ人夫Jesús(ヘスス)と日本人妻Heidi(はいじ)の国際夫婦です🇲🇽🇯🇵
最初は、行政書士に書類チェックだけお願いしようかなと考えていましたが、友達の国際夫婦に相談したら、サポートなしでも普通に取れたよ!と聞いたので、自分達で書類準備・作成をすることにしました🥸

●申請前の状況

私たちの場合、結婚して約2年半という時を経てから申請をしました。
配偶者ビザに切り替えるきっかけは特になく忘れていたからです。笑

■夫は日本在住5年目で「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で日本の企業に勤務
■日常生活で日本語でのコミュニケーションに困ることはない
■2021年8月に日本で国際結婚をしている
■お互いの家族と顔合わせができている
■結婚式は挙げていない(将来的にあげる予定)
■共働き
■子供なし

●必要書類一覧

在留資格変更許可申請に必要な書類は下記の通り。
必要書類は出入国在留管理局に記載があるので申請する際は要チェック☑️

【必要書類一覧】
1|在留資格変更許可申請書 1通
2|写真(縦4cm×横3cm) 1葉(裏面に氏名を記載)
3|配偶者(日本人)の方の戸籍謄本(全部事項証明書) 1通
4|申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書 1通
5|日本での滞在費用を証明する資料(住民税の課税(又は非課税)証明書納税証明書)各1通
6|配偶者(日本人)の身元保証書 1通
7|配偶者(日本人)の世帯全員の記載のある住民票の写し 1通
8|質問書(PDF : 387KB) 1通
9|夫婦間の交流が確認できる資料
10|パスポート 提示
11|在留カード 提示
【注意点】
※日本で発行される書類は3ヶ月以内のもの
※海外で発行される書類に期限の条件はなし

5の住民税の課税(又は非課税)証明書納税証明書 各1通と記載がありますが、私たちは納税証明書のみ提出しました◎
※納税証明書に課税証明書の内容が入っているため。

必要書類が用意できない場合は状況を説明する『追加資料』を提出

追加で作成した状況説明文書

今回、配偶者ビザ申請に必要な『申請人の国籍国(外国)の機関から発行された結婚証明書』を用意することができずかなり苦戦しました汗

書類取得は去年の夏頃から始まり8ヶ月ほど頑張っても取得できないという状況にいます。笑
結局、メキシコの結婚証明書を用意できない理由を追加書類の『状況説明文書』を作り提出しました。
こちらにはできるだけ具体的に現在の状況をまとめました。
(A4用紙3枚)

書類集めからビザ取得までの経緯

▼2022 8月〜
日本から必要な書類を郵送し、母に代理で結婚証明書の取得を依頼。
現地の対応が劣悪で進まず一度中止。

▼2022 12月
●メキシコへ赴き自分達で国際結婚の手続きをしに行く
→そこでメキシコ最高裁判所よって認められた翻訳家の翻訳文(ペリート翻訳)が必要ということを知る。

●在メキシコ日本国大使館へ問い合わせ、日本語をスペイン語に翻訳してくれる公認翻訳者のリストをもらう
→日本語をスペイン語に翻訳をしてくれる人は少なく、CDMXであれば複数人いるが、Jesúsの住む州には残念ながらいなかった。
→結局グアダラハラ州にいるぺリート翻訳者へ依頼
・結婚受理証明書(日本語→スペイン語)
・アポスティーユ(英語→スペイン語)
上記2点の翻訳で合計850ペソ(約7,000円)

●弁護士(ノタリオ)に委任状を作成してもらう
帰国が迫っていたので、母が代理で提出できるように作成してもらった。
これがまた大変。記載すべき言葉があるようで、その言葉がなければ作り直しという…本当に日本は天国だと思う。笑

▼2023 1月後半〜
●国際結婚の事例がある州に提出しにいく
→追加資料を求められ、後日提出しに行くも違う書類の提示を求められる
→対応する人によって内容が変わる(劣悪すぎる😭)

●母、体調壊す
→ここで手続きを中止

▼2023 4月
●スタートアップカフェで行政書士から『状況説明資料』を追加で提出すれば申請できる。ということを教えてもらう。

●配偶者ビザ資料集め・作成

●出入国在留管理局へ書類を提出
┗追加資料を出しても必要書類が集まっていないから審査が下りる可能性は低いと窓口で言われ、「1週間以内に書類が提出できるのであればこちらに郵送お願いします」という言葉と一緒に封筒を渡された。
(無理なことは分かっているのにそういうプロトコールなんだろうなぁ🥺)

▼2023 5月
●審査開始
┗1週間後、書類が集めれなかった旨を審査部門に電話をする。
提出した資料で審査開始

●審査を終えハガキを持って入管へ→配偶者ビザ取得🎉
┗審査は2週間弱くらいでした😲

在留資格変更許可申請書の書き方

こちらの記事が分かりやすくてオススメです!
ぜひ、参考にしてみてください✏️
※書類には話を盛ったり、嘘の情報だけはやめましょう⚠️

●質問所|結婚に至った経緯の書き方

原本と実際に作成した別紙

質問書は法務省から原本をダンロードすることができます。
見てもらえらば分かるのですが、質問書に用意されている枠は20行ほど。
審査を有利にするためには追加で別紙を用意した方が良いとみたので、ここは抜かりなくA4用紙3枚にまとめました。

私たちの場合、質問書には出会ってから結婚までを時系列に記載(左側に年月日、右側に経緯)し、別紙の結婚経緯書ではさらに深掘りした内容を記載しました。

●必要書類|夫婦間の交流が確認できる資料の書き方

実際に作成した資料

出入国在留管理局に電話をしてどのように提出すればよいか伺ったところ「A4の用紙に写真を3〜4枚貼り付けるだけで大丈夫ですよ」と言われましたが、備えあれば憂いなし!ということで、出会いから結婚してこれまでにあった大きなイベントをA4用紙3枚にまとめました📝
作成最中はもう懐かしくてヘラヘラ笑いながら作っていました笑

SNSの記録は夫婦のLINEトーク画面をスクショし、A4に4枚貼って印刷しました🙆🏻‍♀️

終わりに

Heidi Y Jesús

配偶者ビザ申請書類の記載自体は1週間ほどで仕上げることができましたが、一番やっかいなのは書類集めです。
書類が足りなくても、追加資料で私たちのように審査に通る人もいるので、まずは入管に電話相談してみてください!

そして、メキシコ人の方と結婚する際は、日本で発行される結婚証明書にぺリートが必要ということを覚えておいてください。
在メキシコ日本国大使館へ問い合わせれば、翻訳者のリストをもらうことができます。
提出する州や区によって必要書類も変わってくるので、事前に電話で問い合わせてみることを強くオススメします💪🏻

それでは配偶者ビザの取得頑張ってください🔥

【補足】
電話で必要書類を聞く際は、電話口の方の名前を聞くか通話を録音してエビデンスとして残しておくことを推奨します。
エビデンスを提示したとしても、「その子はまだ新人だから〜」とか言って追加書類を求められるかもしれませんが😂



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