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新説・都市伝説「近代日本の歴史を作ったのは誰なのか?」

近代日本は一連の明治維新という改革によって幕を開けました。

江戸幕府による大政奉還を受け、王政復古によって発足した明治新政府の方針は旧来の幕府・摂関などの廃止を基本とし、諸外国、主に欧米列強国に追いつくための改革を模索することでした。

明治政府は富国強兵を打ち出し、その後の日本が国際社会の一員として影響力を持つことになるのは、
さほど時間のかかることではありませんでした。

その後ろ楯となる経済力を担った大きな存在に財閥があります。

その後第二次世界大戦を経て解体されますが、その関連企業は現在も日本の経済の中枢を担っているのです。

その中で特に注目したいのは三菱財閥です。

三井、住友とともに三大財閥と言われてましたが、
三井、住友が三百年以上の史を持つ旧家なのに対して、三菱は明治期の動乱に政商として巨万の利益を得てその礎を築いた、まさに明治維新の時代の寵児だったのです。

その三菱財閥の創業者は岩崎弥太郎です。

土佐出身の岩崎弥太郎は坂本龍馬が脱藩の罪を許されて亀山社中が海援隊として土佐藩の外郭機関となると、藩命を受け隊の経理を担当しました。

ここで薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に影響を与え重要な働きをした坂本龍馬と岩崎弥太郎との接点が生まれるわけです。

そして坂本龍馬が暗殺された後、解散した海援隊の後身として、現在の土佐稲荷神社付近で始めた九十九商会の監督を岩崎弥太郎に1870年に土佐藩が任じ、さらに翌年の廃藩置県後、九十九商会は個人事業となり1873年に三菱商会と改称したのです。

その三菱商会が巨万の富を得ることになったのは西南戦争(1877年)のときで、政府側の軍隊・軍需品の輸送を一手に引き受けたばかりか、戦争終結の残った軍需品の処分までまかされ、一挙に莫大な利益を得ることになったのです。

その額は当時、政府が西南戦争で支払った戦費は4,150万円といわれるうち1,500万円が三菱の儲けだったそうです。

このようにして現代の日本一の軍事企業(三菱重工業)の礎が出来たわけですが、坂本龍馬と岩崎弥太郎には共通の武器商人が支援をしていました。

その名はトーマス・ブレーク・グラバーでイギリスの貿易商社「ジャーディン・マセソン商会」の長崎代理店として「グラバー商会」を設立した人物です。

トーマス・ブレーク・グラバーはグラバー商会の破産後も高島炭鉱の実質的経営者として日本に留まり、三菱の岩崎弥太郎が高島炭鉱を買収してからも所長として経営に当たっていました。

また、その後は三菱財閥の相談役としても活躍し、経営危機に陥ったスプリング・バレー・ブルワリーの再建参画を岩崎に勧めて後の麒麟麦酒(現・キリンホールディングス)の基礎を築いたとされていて、維新後の日本の経済界に影響を及ぼしているのです。

実は、このトーマス・ブレーク・グラバーはフリーメイソンと目されているのは有名な話です。

そして、また、彼の出身の企業のジャーディン・マセソン商会は、元東インド会社の船医のユダヤ人ウィリアム・ジャーディンと、同じくスコットランド出身のユダヤ人のジェームズ・マセソンによって設立された企業なのです。

当然、創業者であるウィリアム・ジャーディンとジェームズ・マセソンはフリーメイソンの一員です。

近代日本の誕生する大きな時代転換期にユダヤ人でありフリーメイソンの存在が見え隠れするのです。

日本の開国、明治維新はフリーメイソンが企てたことではないのでしょうか?

そして、それを確信させる人物に明治8年(1875年)に陸軍士官学校を開校させた武田斐三郎がいます。

当時、陸軍では大将1人(西郷隆盛)中将3人(山縣有朋、西郷従道、黒田清隆)少将14人(大山巌など)大佐12人のうち、ほとんどが薩摩・長州・土佐の出身でした。

新政府軍の中枢に武田斐三郎一人だけが大洲藩士、幕臣出身者でした。

武田斐三郎はペリー来航のときは、吉田松陰らとともに浦賀に行って黒船を見て『三浦見聞記』を著しました。

その後、幕府の命で箱館奉行・堀利煕らの蝦夷地・樺太巡察に随行、箱館でアメリカのマシュー・ペリーと会談することになります。

巡察中に箱館奉行所が設置されると箱館詰めとなり、10年間同地に滞在し、箱館では機械・弾薬製造の任に就き、弁天台場や「五稜郭」の設計・建設に携わったのです。

この日本にある西洋城郭の五稜郭こそ上空から見るとその形は六芒星です。

そして黒船を率いて鎖港をしていた日本へ来航し、開港への交渉を要求したマシュー・ペリーこそフリーメイソンなのです。

ちなみに

三菱商会の発祥地土佐稲荷神社は、稲荷神として宇賀御魂大神を祀る神社とされていて、日ユ同祖論ではユダヤ教のヤハウェを祀る神社の一つとされています。

信じるか信じないかは、あなた次第です!





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