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我愛臺灣「台湾を知るならここへ行け!その2」

台湾を紹介するなかでしばしば出てくるのが「小吃店」ですが、改めて詳しく紹介しましょう。

せっかくの旅行ですから奮発して高級料理店に行くのも良いですが地元の人が行く安くて美味しく、色々な店があるのでむしろ行かなくてはもったいないのが「小吃店」です。

では、「小吃店」とはどのような店でしょうか?

wikipediaでは小吃店の記載はありませんでしたが、小吃は次のように記されていました。

▼小吃(シャオチー)とは、店や屋台で食べる中華の一品料理のこと。

「小」は軽い、「吃」は食べるという意味から日本語に直訳すれば「軽食」「スナック」になるが、中華文化圏のニュアンスはかなり異なる。麺類や、餃子・焼売・饅頭などの包子(パオズ)、粽や餅から、肉料理、炒飯や魯肉飯などのどんぶり料理までを含む一品料理である。▲

  

これによると小吃を提供する店が小吃店だとすれば、屋台も小吃店ということになりますが、屋台を小吃店とは言いません。

また発音も(シャオチー)ではなく(シャオツゥー)に近い発音になります。

wikipediaの通り小吃店にはいろいろな料理がありますが、そこには専門店もあれば、日本の大衆食堂のように複数のジャンルのメニューを用意している店もあります。

またビールのある店ない店、ソフトドリンクやお茶類のある店ない店と、それもまた様々です。

具体的にどんな店?

ほとんどが次のような店です。

①路面店
②ドアがない。あるいはあっても開放されている。
③キッチンが隠れていなく店先か店内にある。
④調理する具材や調理され商品となる惣菜が店先か店内に陳列されている。
⑤イス、テーブルに高級感が一切ない。
⑥名前の通りおよそ20~30人も入れば満席。

これをクリアしてれば値段も安い小吃店です。

また時にはおじさんが昼寝をしていたり、子どもが勉強していたり、近所の人が集まってトランプしたりなど結構自由です。

そして飲料のある店は自分で自由に冷蔵庫から取り出すのがほとんどです。

注文は主に次の写真のような用紙に数を記入して店の人に渡します。

この機会ですから写真にあるメニューの見方を少し紹介します。

不辣 = 辛味なし
加辣 = 辛味あり

内用 = イートイン
外帶 = テイクアウト

加飯 = ご飯大盛り。加は加える、大盛りの意味

培根 = ベーコン

香腸 = ソーセージ

冬粉 = 春雨

意麺 = 油で揚げてから茹でる卵麺

米粉 = ビーフン

肉燥飯 = 甘醤油で煮込んだ豚挽き肉(そぼろ)のかけご飯「滷肉飯」「魯肉飯」(どちらもルーローファン)に似る

蛋花湯 = 溶き卵スープ

貢丸 = つくね、肉団子

滷蛋 = 煮卵

ここでは、炒麺類と湯麺類とがありますが、店によっては乾麺(ガンミェン)というスープなし麺を提供する店もあります。

店内に「請先付款」と書かれていれば代金は先払いなのですが、日本人だと分かれば後払いでも何も言ってきません。

しかし店によっては払えと言ってきますからそのときは当然ですが、先に払いましょう。

箸やレンゲなどは各テーブルに置かれている店もあれば、どこか一ヶ所にまとめて置かれていて自分で取りに行くスタイルの店もあります。

日本の飲食店のように水やおしぼりは出てきません。

食べ終わって支払いをするときは買單(マイタン)と言って現金払いクレジットカードはまず使えません。

帰るときは老闆(ラオバン)に親指を立ててサムズアップ「好吃!」(ハオツゥー)というと台湾人はめちゃくちゃ喜んでくれます。
またネイティブみたいに「讚!」(ザン)ていうと格好良いかも....

※老闆(ラオバン)店主
好吃(ハオツゥー)美味しい
讚(ザン)素晴らしい

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