見出し画像

北海道独立宣言「札幌蕎麦屋」

北海道は言わずと知れた、蕎麦どころで生産量シェアは50%を超えて2位の長野県に大差をつけた日本一です。

北海道内でも特に上川地方は蕎麦の特産地として有名です。

作付面積・収穫量ともに日本一の幌加内町では国内最大規模の「幌加内そば祭」が毎年開催され人口1600人の小さな町に2日間で5万人が訪れるビッグイベントとなっています。

蕎麦の北限地である音威子府村の蕎麦は殻の付いたまま製粉した蕎麦粉を使用しているため色は真っ黒であり、香りが強い蕎麦として有名です。

上川地方の中核都市で北海道第二の都市である旭川市は日本国内第3位の作付面積を誇る蕎麦産地で旭川市西部の山間地域で主に生産される江丹別そばが有名です。

また日本有数の畑作地帯である十勝地方も蕎麦の産地として有名で町内を通る国道38号が通称「そばロード」と呼ばれる新得町の新得そばは北海道産蕎麦の代名詞と言われていますし新得町に隣接する鹿追町も蕎麦の産地として有名です。

このように美味しい蕎麦がたくさん収穫されているわけですから北海道内には美味しい蕎麦屋もたくさんあるのです。

ですから逆にピックアップして紹介するのも難しいのがラーメンと並んで北海道を代表する麺類である蕎麦なのです。

そこで観光客が一番訪れる機会の多い札幌で迷わず行けて地元のそば好きも足しげく通うコスパの良い蕎麦屋を1軒だけ紹介します。

それは札幌観光のスタート地点とも言える大通り公園、その一丁目にあるランドマーク、札幌テレビ塔の真下にあります。

その店の名前は「大番」です。

カウンター15席の小さな店舗ですから昼食どきはもちろんのこと、他の時間も絶えず来客の絶えない蕎麦屋です。

蕎麦好きにおすすめなのは中盛で通常の蕎麦屋の大盛に匹敵する量ですが100円プラスで食べられます。

例えば、かけそばやもりそばは400円ですからワンコインで中盛を食べることができるのです。

また200円プラスすると食べられるのが大盛ですが、完食するには結構根性のいる量です。

「大番」の向かいには本格手打ちそばを提供している系列店の「大番二の丸」がありますが、やはりリーズナブルな本丸のほうがサラリーマンや若者の支持を圧倒的に受けているようです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?