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やりたいことをやる権利

最近糸井重里さんの「インターネット的」という本を読みました。
的って付いてるのは何だろうと読む前に思ったのですが、なるほどと思いました。
この本は2001年に出版されたもの(私が0歳の頃…)らしいのですが、2022年に読んでみるとびっくりするくらいこの本の通りになっているのです。。凄すぎる。

「やりたいことをやる」
「もっと選びたいことを待つ前にすぐにやる」というのがインターネット的なのではと考えています。
「インターネット的」より

この言葉は今の自分に沁みるものがあるなと思います。
自分の人生を振り返ったときに、合理的な損しないやり方ばっかりだなと思いました。
どこかで楽しいとか欲望に流されるとやるべき事が出来なくなって、本当にやりたいことに出会った時にそれをやる権利がなくなるって考えていた気がします。
たとえば学歴コンプレックスとかもそういう話だと思います。

でも、やりたいことをやる権利って常にあるものだと思える環境に変わりつつあるなと、この本を読んで本当に思えるようになりました。

そうなると、
・心の声が聞こえない人
・やってみたいことができる可能性を閉ざしてる人
・思考停止して何もせず皆の判断に流されている人
・やってみたいことを実行はしても意図や仮説がなくて情報が蓄積されていない人
・1つの物事の質を高めることにたくさんの労力、時間とお金を掛けすぎて本当はもっと興味のある事があっても後に引けなくなっちゃっている人
はこの時代を楽しめないかもと思いました。
自分も結構当てはまるのですごく危ないと思います。

あと、「消費のクリエイティブ」という言葉がこの本のキーワードでした。ものやサービスを消費する側の工夫があってこそ、ものやサービスを生み出せるのだ、と。お金の多寡に関わらず、環境に関わらず、もっとその人なりに消費のやり方があるんじゃないかと。
昨日ある友人とzoomをしてて、素敵な椅子に座っていたので、「それいいね」と褒めたら、小学校時代から使っている椅子の上にマッサージチェアを乗せたんだと話していて(笑)
あとは家で勉強するのに飽きてしまったから、古いPCで海の動画を流しながら海にいる気分で作業してたとか(笑)何かこの友人の「面白いことをつくってでも見つけよう」っていう精神が好きで、こういうこと自分もできたらいいなとすごく思いました。

今年は学生最後ということもあり、状況の中でやりたいことをやる工夫とか、その経験を通して何を感じたかということを蓄積させていきたいと思います。

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