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就活で得たもの、失ったもの。

この質問を実際に受けたのだが、どうもイマイチな回答になってしまった。
その反省の意味も込めて、今から文章にしたい。
まず、得たもの。
最初はどうしてもどうしても就活を恐れていた。なぜなら、どう過去を振り返り加工しようと自分のパーソナリティやセンスの中に就活に必要な能力が欠けているからだ。
自分が50代の面接官だったら、こいつセンスないなと真っ先に思うタイプだろうとまでは察しがつく。(ただどのようにセンスがないのか?をもう少し自分で言語化できれば…。)

就活ストレス?でなぜかうっかりミスを連発し、スマホケースを割り、皿を2皿割り、時計を洗濯して壊すという事件が起こった。

そんなある時、「そんなに型にはまろうと頑張らなくていいんじゃない?」とある方に言われた。「型」というのは自分の作った自分像という意味と世間体という両方の意味だろう。
昔の話だが、武道で「型」に取り組んでいた事がある。顧問の先生がある4人の中で組み合わせを何度も考え2ペア作った。先生の中ではお互いに切磋琢磨してレベルを上げていって欲しいという願いがあったのだろうと思う。
しかし、私達のペアだけ一向に勝てず、もう一方のペアがいつも優勝した。
ずっと一緒に私達の敗因を考えてくれた先生が、お前らの型は「事務的に見える」と最後に言った。
「型通り」すぎてつまんないと。

結局問題点は就活センスよりむしろ無意識に「型通りやれば評価されるという思い込み」と「評価に依存していること」ではないかと考える様になった。
だから、評価されないほど型にはめようと発想して、余計に評価されない。
そもそも評価はさまざまなバイアスがかかった不確実なものということを腹落ちしていない。

つまり、私の就活に1番必要なのは「評価されなくても自己評価を維持すること」だ。

やはり本当に素直な人物は誰に評価されなくてもある一定の自己評価を維持できるのだ。
だから就活で「素直」はいちばん強いのである。

とりあえず、ここまで理解したという事が得たものじゃないかと思う。
(これがすぐに出来るものじゃない事はわかるけれど…)

失ったものは…長くなったので後日考えます。

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