オリジナルを創るには?
就活の自己分析に行き詰った時、思い出す言葉がある。
「オリジナルを創るには原点が大切である」
これは授業で石川善樹さんがおっしゃっていたことである。
自分は小さい頃どんな環境で育ち、何を思い、何を見ていたか、を振り返ればオリジナルは見えてくるはずということだ。
自分の場合
・おそらく日本最下位レベルの偏差値の地域で育ったため、ちょっと認識が甘いのではないかと思う人が多かった。(他の地域の人にはあのヤンキー中学校ちょっと…と言われていた)人に自分の考えを押し付けようとは思わなかったから、自主的に一人でいた。学力と環境(周囲の知的レベル)には相関関係があるだろうけど、ちゃんと一人で頑張った。(今だとYouTubeやSNSでいいコンテンツいっぱいあるからラッキーとも言えるし、競争が激しくなったとも言える。だから何歳でもどんな環境でも掴み取りにいかないと…)
・小さい頃から目が悪くて分厚いレンズの眼鏡をかけていたため(眼鏡は女子にはツラい。大抵ブサイクとかガリ勉みたいなイメージで見られる)、クラスやテレビの世界で輝いている人達がすごく羨ましいと思っていた時期がある。だからチアダンスを習い始めた。チアの世界もうまい人の努力はすごかった。
・運動神経は3歳までである程度決まってしまうらしく、小さい頃目が悪かった自分は運動ができる人や得意なスポーツがある人に対しても羨ましいと思っていた。だからなぎなたを始めた。(皆が初心者で始められる環境だったため、そのチャンスに乗っかってみた。スポーツ選手の凄さが分かった。)
このように誰も変えようがない初期設定(眼鏡、育った地域)に自分の選択の要因が隠れていることがわかる。
なぜそれを頑張ったのかという要因は案外「自分のコンプレックス」に起因していたことが分かった。三つ子の魂百までは結構正しいみたいだ。
そこで自分はどこまで頑張るのかなと思った。
原点はコンプレックス説が正しいとすると、それは永遠になくならない。
世界で測定できる能力は限られているし、残念ながら測定できる能力で一番は無理である。(相対的にこの母集団の中で一位や目標に対しての数量くらいが限界)
そこで自分なりの答えとしては色んな山を登って幅を広げること、その幅の中から「組み合わせて何か自分なりのコンセプトを生み出したい」かなと思った。
よって今興味があることをやればいいのではないかと思う。そして勇気もやっぱり大事になる。
以下は授業で面白かったシリーズ。
「どの食材レシピを創るのに最も使われるか」を調べた実験がある。
結果は予想通り、一位は卵、バターや玉ねぎが上位に来る。
しかし食費を節約するには卵買えばいいんだねという話では終わらないのである。要素が少ない時期は今使われる食材を先に選ぶこと(短期思考)で問題ないが、要素が多くなると(年を取ってくると)今は使いにくいけど将来のために頑張って選ぼう(長期思考)という食材がないと結果アウトプットが少なくなってしまうのである。
つまり今英語とプログラミングをやってもいいが、それとは別に将来英語やプログラミングのようになりうる知識を先取りする意識があったら良いらしい。早熟型と大器晩成型の人の両方がいると言われるけど、早熟型じゃなくてもチャンスはあるわけだ。
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