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褒めるポイント 褒められてポイント

 キャッチボールでの支援では、褒めることを第一に考えたプログラム構成をしています。褒められた分ポイントをゲットし、ポイントが5個貯まるとキャチボールマネー(紙で作った独自のお金)と交換。そのキャッチボールマネーを使い、ご褒美タイムに好きなおやつやタブレットの使用、工作用の材料と交換などに費やすことができます。

 流れとしては、まず到着してから自分のファイルを取り今日の日付にスタンプを押す。次にガチャを回す。ガチャの目的はいわゆるソシャゲでいうログインボーナス的な感じで、当たりが出れば最大5ポイントゲットできる仕組みとなっています。それが終わると本日の作業を開始。作業では主に卓上作業を行なっています。それぞれ作業が終わるとご褒美としてポイントが貰えるとうところまでが作業までの流れになります。
卓上作業の内容としては絵合わせ、ビーズの色分け、ストローや紐通しなどなどお子さんの能力によって難易度を変えています。また、そのお子さんにとって宿題が必要と感じていれば作業の一つとして行なっても良いとしています。

 作業を行う上で最も大事にしていることが、作業の「目的」です。前に投稿した「目的と手段」にも載せましたが、目的に対してどうアプローチするかという中で、その子達にとっての目的を達成するために作業を実施しています。その目的はそれぞれですが、中々座ることが難しい子に対して「座ろうよ」とアプローチしたことで、そう簡単には座ってくれません。しかし、机の側に卓上作業を3つほど用意して、自分がその机に座ることを明確にすると、ガチャが終わると自分の机の所に座り、作業を開始します。そして20分ほど座り集中して作業を全て実施することができます。結果的に①座ることができた②集中して作業することができた③作業を最後までできた。と1つの作業で3つも褒めることができる。という好循環が生まれます。子供達は褒められること、更にポイントまでゲットできることで自己肯定感が得られ自信に繋げるということがまさに目的なのです。

 このほかにもプログラムとして理学療法士による体操やストレッチ、動物との触れあい、イベントでのお菓子作り、季節ごとの創作活動も実施しています。随時SNS等で紹介していきたいと思います。私たちキャッチボール一同も褒められると嬉しいので、「🩷」をたくさんいただけるとありがたいです。


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