めいろぐ vol. ８ 「海の生きもの」

タコ、イカ、カニ、鯛の迷路図案。
特にタコがお気に入り。Tシャツにしたい。
デジタル版は等倍でA1サイズ（594×841mm）まで出力可能な仕上がり。
原画サイズはA4（210×297mm）です。
図案として作る場合、やっぱり利便性のある仕様を意識して作ることが多いです。デジタル出力想定の時の利便性を考えるとこの寸法や比率はやっぱり便利。大きなサイズの原画のご要望やお声がけいただくことも増えたので少しずつシフトチェンジしていこうとは思っています。

この４作と同時進行で他のテーマで４作、11月の展示会出品用のアートワークを作ったり、習作で立体を作ったりしています。

最近になって図案とアートワークを切り離して考えたり、同時進行するのが円滑になってきました。育児中心の現在だとまだまだ難しいことが多いながらも、徐々に制作環境を変えて整えています。
広いスペースの自由な活用を目的にしたお声がけもあり、スペースや壁に投影したユーザー体感型の映像作品にも興味が出ています。そうした視点からも図案としての迷路はしっかり温めていきたいと思っています。

コロナでイベントや企画がガンガン立ち消えになり、時間ができたぶん今後のスタンスを考えて準備しないといかんことがいっぱい見えてきて、忙しい夏でした。

つっても育児中心です。ようやく幼稚園に通園できるようになった４歳の娘との夏休みは、楽しくもあり超ヒーヒーでした。
「外出できないぶん、おうち時間でも夏の思い出を充実させなきゃ！」と意気込みすぎてヒーヒー、体力も知恵もついた娘と根比べが毎日勃発でジリジリヒーヒーでした。
おうち流しそうめんしたり水鉄砲で射的したり紙工作したり、モチベーション維持しつつ適度に変化を作りつつ安全対策しつつ、やっぱりコスパ考えつつ…無意識に「夏休みらしさ」を求めて知恵を絞る毎日。これが！びっくりするほど心労たまるたまる。
「らしさ」とのギャップを埋めるのは独特の焦燥感があり、ソワソワして喧騒が伴う。たぶんどの家も、むしろどの業界もヒーヒーだったはず…ヒーヒーな夏だった。
今年は秋がきたのが、めちゃくちゃ嬉しくて、むしろホッとしてしまった。
以上、第８回めいろぐでした。