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青いモンスター?!ANAアスリートが集結し、 作り上げたプログラムとは?

「ANA Blue Monsters」の生みの親、松本さんにインタビューしました!
※こちらの記事は、2021 / 11 / 1付ANA GROUP STORIESを再編集したものです。

今回のANA Group Storiesでは、ANAホールディングスのイノベーション創出部門「デジタル・デザイン・ラボ」の松本英明さんを紹介します。

松本さんは、スポーツを通じて社会課題を解決したい!という強い想いで新規事業に取り組んでいます。地域における指導者不足や変わらない指導法、スポーツをする場所や機会の減少による地域コミュニティの喪失、スポーツの教育的側面の認知低下など、スポーツを取り巻く課題は多岐に渡ります。

加えて、新型コロナウイルスの影響で、外出制限が続く中、子どもたちが運動不足によってストレスを感じていること、またANAグループに所属する社員アスリートの活躍の場が制限されていることを耳にし、松本さんは、ANA社員アスリートと新たな事業の検討をはじめました。

「私自身、子どもの頃から様々なスポーツに熱中し、スポーツを通してチームワークや思考法などを学んできたので、この状況を大きな課題と捉えてなんとか解決できないものかと議論を重ねました。」

そうして2020年8月にスタートしたのが、スポーツを通じたキッズキャリア育成プログラム「ANA Blue Monsters」です。ANAグループの社員アスリートが講師となり、競技のトレーニングや戦術、自己表現のワークショップなどをオンライ ンと対面形式で開催。これまでに約300人の子どもたちが世界の舞台で活躍するトップアスリートに学びました。

■新たな挑戦!「ANA KIDS DANCE FES」とは?

今年の夏には、新たな取り組みとしてオンラインでのダンスレッスンを開講しました。

世界大会で優勝し指導資格も持つ客室乗務員を講師として参加。6月から7月まで計6回オンラインレッスンには、約30名の小学生が受講しました。

参加者全員がダンスは未経験というなか、オンラインレッスンでもしっかりと振付をマスターしてもらえるよう、グループに分けた個別指導をしたり、復習用の動画を作成したり工夫を凝らしました。

7月31日には、レッスンの集大成として45名の小学生とその保護者が参加し「ANA KIDS DANCE FES」を開催。成田空港の格納庫で、飛行機をバックにダンスを披露しました。

「オンライン上で一緒に練習してきた子どもたちが一堂に会し、“会えて嬉しい!”と、感慨もひとしおでした。またANAらしいイベントを企画してほしいといったお声もいただき、やりがいを感じました」

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成田空港の格納庫で行われた「ANA KIDS DANCE FES」ダンス発表のあとには、機内見学も実施しました

▼当日の様子はこちら!

「この冬には、羽田空港でANA KIDS DANCE EVENTを実施します。オンラインレッスンも開催中ですので、皆様のご参加お待ちしております!」

▼ANA KIDS DANCE EVENTの詳細はこちら
https://www.anabluemonsters.com/post/2021-12-kidsdancefes

■子どもたちの成長を可視化できる仕組み作りを


「ANA Blue Monsters」をスタートしてから1年4か月、アイスホッケーや陸上、フェイシングなどのスポーツに加え、心や体の成長に関係する、戦術トレーニング、体幹やメンタルトレーニング、食育/クッキング、またスポーツ以外にも戦術と掛け合わせたプログラミングやコミュニケーションスキルとしての英語など、子どもたちの無限の好奇心を引き出したいとさまざまなレッスンを提供してきました。

「今後は、水泳やラグビーなどの競技を加えてレッスンをより一層充実させるとともに、子どもの成長を可視化できる仕組みをつくりたいです。」

と今後の目標を話してくれた松本さん。

「子どもたちには、熱中できることを見つけてもらいたい。そしてANA Blue Monstersの活動を通じて、子どもたちにとってよりANAが身近な存在になれたらと考えています。」

松本さんの挑戦は続きます!

▼ANA Blue Monstersへのご参加はこちらから
https://www.anabluemonsters.com/