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那覇空港就航60周年でSDGs活動

ANAが那覇空港に就航して去年で60周年を迎えたのに合わせ、沖縄県内のANAグループ会社で構成される「Team ANA沖縄」は地元の人にこれまでの感謝の気持ちを伝えようとビーチや街の清掃活動を60日間続けて行なうなど県内の環境問題に取り組む様々なSDGs活動を行いました。

1961年の9月23日、ANAは那覇空港に初めて就航し鹿児島空港とを週2往復結ぶ定期便の運航を始めました。当時沖縄は本土復帰前だったため那覇便がANAとして初めての国際線でした。その後、那覇空港に就航するANAグループの便は増え続け、現在は離島便を含め沖縄から27路線が運航しています。

沖縄のANAグループ10社は60周年の節目を迎えた去年、コロナ禍で人が集まる催しなどができない中、地元の人たちに少しでも感謝の気持ちを伝えようと環境問題、特に海洋ゴミ問題に取り組む「美らビーチクリーンプロジェクト」と連携し様々なSDGs活動を行いました。

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このうち、「ANA美らビチャレンジ60」と名付けられた活動は、グループ会社の社員が60周年にかけて60日間、途絶えることなく清掃リレーを行うもので、その様子を写真に撮ってSNS上で公開しました。活動は社員やその家族だけではなく、活動に賛同してくれた一般の人も参加して行われ、勤務先の周辺やビーチ、公園、スポーツアリーナの周辺など県内各地で清掃を行い、その様子がSNS上で広がっていきました。

また9月にはグループ社員70人余りが参加し県内で環境保全を行う活動を行なっている鹿谷麻夕さんを招いた環境セミナーを開きました。鹿谷さんは沖縄のビーチに流れついたプラスチックゴミを放置すると風化して細かくなり、マイクロプラスチックとなって生態系を破壊することなどを解説し、環境保全活動を続けていく大切さを訴えました。

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さらに活動の総仕上げとして11月、中城村のビーチで40人余りが参加した清掃活動を行い、発砲スチロールやペットボトルなど20リットルのゴミ袋を約30袋分集めました。

沖縄のANAグループでは今後もビーチ清掃などの活動に参加していくことにしています。

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▼ANAあきんど株式会社 沖縄支店の山口愛弓さん
「沖縄は観光立県ということで、コロナ禍でも何か役に立つことができないかとグループ会社で相談して実施しました。沖縄の観光にとって綺麗な自然を残していくことは非常に大切なことなので、今後もグループ全体で連携しながら環境保全に貢献していきたいです」

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「沖縄の海を取り巻く海洋ごみ問題」の実態を沖縄県民に知ってもらい”自分ごと化”してもらうことで、「これ以上海にごみを出さない」「沖縄の美ら海を守っていく」という気運を高めていくことをめざし、イベント、メディア露出など様々な側面から県民にアプローチする企画を実施していきます。
https://okinawa.uminohi.jp/

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「CHANGE FOR THE BLUE」とは、国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識の向上を目標とし、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクトです。海に関心を持つ人を増やし、海の未来を変える挑戦をしていきます。
https://uminohi.jp/umigomi/