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エッセイ-意地でも嫌いにならない

自分の感情が揺さぶられるのが嫌で、別れてしまった人や好きだった人のことを嫌いになろうとすることが良くあった

こんな人別れて正解だったとか、こんな悪いところがあったとか、いろいろ理由を並べ立てて

でもよく考えてみると、自分がその人を好きだったことも自分の人生の一部で、いまの自分を構成している物のひとつだし、

相手が自分のことを好きじゃなくなったとか、そういう哀しいことを受け入れずに向き合わずに自分の感情を捻じ曲げて「あんな人のこと嫌いだよ」、と思うのは勿体ないなと感じるようになった

哀しいけど、相手のことを好きになった自分も自分だし、相手と別れてしまった自分も自分だし、

その上で自分は自分であることを辞めれないし、だったらまるっと受け入れるしかないよなという。

相手のことを好きになったのも自分、すべて自分だから、その事実は変えてやらん。相手のことを好きになった自分を否定することは絶対にしない。

だから、お前のことは意地でも嫌いになってやらないよ。


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