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エッセイ-大人

つい最近別れた彼氏にインスタのフォローを外されていることに気が付いて、

昔だったらそれだけで気持ち悪くなって吐きそうになっていたと思うんだけど、「そうか、、」と思った、という感じで、確かに悲しいんだけれどそこまで自分が思っていたほど傷つかなかった

付き合っていた時間がそんなに長くなかったからというのもあるかもしれないけれど、自分がどんどん鈍感になっているような気もした

自分としては身を削られるような痛みがない分、楽かもしれないけれど、自分に少し悲しくなった

大人になるってことなのかもしれないけれど、昔の自分が感情のコントロールが出来な過ぎたからかもしれないけれど

歳をとっても、心が傷つくことはいくらでもある。でもそれを露骨に表に出したり、或いはいつまでも引きずっていることは、それなりに年齢を重ねた人間にとっては相応しい事ではない。

村上春樹がそう言ってるから、良いってことにしよう

ただ自分の痛みに鈍感になっても他人の痛みには敏感な人でありたいと思う

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