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徳島県 〜全都道府県制覇11県目〜
旅行日:2022年6月12日(日)
みなさま、こんにちは!にこです!
全都道府県制覇の旅 11県目は徳島県に行ってきました!
四国最後の県です!人生で初上陸!目的は3つです!
前の記事の高知県を出発し、目的地の大塚国際美術館まで約170㎞、約2時間の移動です。この移動は、走りやすくて予定より30分ほど早めに到着できました。
場所としては、淡路島の海向かいでちょっとしたリゾートホテルもあるような立地です。
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駐車場から美術館まではシャトルバスが出ているので、乗車3分ほどで美術館に到着しました。
①大塚国際美術館へ
やってきましたー!この山の内部に美術館があるなんてすごい。。
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大塚国際美術館は、
世界26カ国の名画約1,000点を陶板で原寸大再現した日本最大級の美術館で、総工費約400億円、大塚製薬グループが創業75周年事業として1998年に開館。
山を削り取って造られたこの建物は、地上2階、地下3階、計5フロアが展示場という広大さ。地下フロアは全て山の中にあるそうです。すご〜い。建設するのに一度山を削り取ってその中に建設し、その後埋め直したらしいです。大変だったでしょうね。。
陶板画ってどういうものなんだろう?と思ったら、陶器に描いてるってことなんですね。それも陶器の原材料は鳴門海峡の白い砂から始まったと。この美術館にある陶板画は約2000年は維持できるという前提らしく、むしろ原画よりも災害や退色劣化に強いなんてすごい技術ですね。
展示場は3つのテーマで構成されていて、
環境展示・・・古代遺跡や教会を空間ごと再現した立体展示
系統展示・・・古代から現代までの変遷に沿った展示(古代→中世→ルネサンス→バロック→近代→現代)
テーマ展示・・古今の画家の代表的な作品を展示し表現方法の違いを比較できる
ということ。そして展示作品は6名の選定委員によって選ばれたようです。
まあ、こんな入館前から情報たっぷり。(笑)
せっかく訪れるからには、楽しみたいので
「なぜこの場所に美術館ができたのか」
「なぜ陶板で制作することになったのか」
「どのように鑑賞するのが楽しみやすいのか」
などなど考えると、入る前から知っておくべきことがありすぎました。(笑)
準備完了!では、いざ出発!!
入館チケットを購入し、まず長〜いエスカレーターに乗ります。
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まずは環境展示から。
立体展示なので、実際の大きさを体感でき、世界観がとても強く伝わってきます。
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続いて、系統展示。
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(陶板画単体で撮影した写真の貼り付けはなるべく控えます。)
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ほとんど立ち止まらず歩き続けて、約2時間で終了!
とにかく広い!!約1,000点という数に圧倒されます。
美術・芸術がお好きな方は1日では全く足りなさそうなほど広いですね〜。私は前の方を少しずつ抜いていくくらいのスピードだったのでもう少し時間がかかるのが一般的かと思います。
美術に疎い私は、1枚ずつをしっかり見るのではなく、時代背景毎にどういう特徴があるのか共通点を探しながらサクサク見ていくのが楽しかったです。
例えば、この時代は「横顔が多い」「背景画が多い」「タッチが繊細になった」「恐ろしい瞬間を切り取っている」「絵のサイズ自体が大きくなった、小さくなった」「肖像画」「女性像」「トリックアート」など、その時代毎に生きる人が求めるものとか理想が反映されているような気がするなあと、今後絵画を楽しめる目をほんの少〜〜しは持てたかなと思います。
今回の私は利用しませんでしたが、1台500円で音声ガイド機があって、約100点分の名画の解説をしてくれるそうです。実際、美術館内を歩いているときも利用されている方は発見があって楽しそうだったので、次回来る機会があればぜひ利用したいと思います!
②鳴門のうず潮を間近で見る
美術館を早めに歩いていたのにはワケがあります。
このうず潮観覧船の最終便に乗りたかったからです(笑)
その甲斐あって、16:20の最終便に間に合いました。
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観潮船にも「大型」と「小型」があって、今回は「大型」に乗りました!
「小型」の方が水中展望室があるのでより近くでうず潮を見れるようです。
鳴門海峡のうず潮って、世界三大潮流の1つなんですね!知らなかった。。
世界基準だったとは、、!最大直径約30mの時があるみたいです。
そして乗船して、出港!
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うず潮の近くまで来ると、だんだん海の水の色が違ってくるのが分かります。
そして同時にあることに気付きました。
大変お恥ずかしながら私、うず潮って大きなものが1ヶ所で起きてると思ってたんですね(笑)
乗船員の方が「船のどちら側からでも見えますよ」と案内してるのを聞いて、「あ、橋の下あたり一面で想像より小さい渦巻きがたくさんあるものなんだ!」と。(笑)一人で「アホすぎやろ(笑)」セルフつっこみしてしまいました。
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普段、海で聞かない波の音がします。
水流と水流がぶつかって、その水流の強さの差で渦が出来ては消えていきます。
今日は大潮と観測予想されていた日だったので、見やすかったのかもしれません。
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鑑潮タイムが終了。港に戻ります。
この船は2階建てで2階にいたので1階も散策しようと思います。
ちなみにうず潮を見るのは2階の方がおすすめらしいです!
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1階を歩いていると、かわいいカップルの彼女さんが一生懸命2ショットを撮ろうとしてるけど、うまく撮れないよう。
「女1人で来てる人に手伝われたくないやろうなあ、、」と思いながら(笑)、
「お撮りしますよ^^」と声をかけると喜んでくれたのでお手伝いさせていただきました(笑)私にとってもうず潮船でのいい思い出が1つ増えました(笑)
あっという間の乗船30分。
自分の目で見ると余計に、「なんでうず潮ができるんだろう?」と思い調べましたが、太陽と月の引力によって生じる潮汐が完成していて等、私の頭では理解力が足りてなかったので、ぼちぼち学んでいこうと思いました。(笑)
珍しい自然現象を自分の目でこんなに近くで見ることができたので、大満足です!
③初の徳島ラーメンを食べる!
今日はお昼ご飯も食べずに美術館→うず潮船のプランだったのでお腹はペッコペコです。
うず潮船を降りてから、寄り道せずに有名な『いのたに』さんへ来ましたが、残念ながら今日の分は終了したようです。さすが人気店。
でも徳島ラーメンは食べたいので、検索して本日の宿泊ホテルから徒歩3分のところに美味しそうなお店を発見したので向かいます!
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店内には私1人でした。
めちゃくちゃお腹が空いていたので
・徳島ラーメン 肉・卵入り小
・餃子
を注文。
人の良さそ〜うなおじいちゃんが1人でされているようです。
5分くらいで出てきました。早い。いただきます。
見た目にはものすごく味が濃そうですよね。
でも見た目よりはこってりしていなくて、醤油と豚骨のまろやかな味がしました。スープはサラサラというより、少〜しだけとろみあり。
自家製麺というところにも惹かれてこのお店に来ましたが、ストレート麺だけどちゃんとスープが麺に絡んでくれて美味しい!
生卵がラーメンに入ってるってあんまりないよなあ、と思いながら口に運ぶと、これは間違いなく美味しいですよね(笑)黄身が最高です。
お肉はすごく味が染み込んでいて、しっかりした甘辛い味付けがされてます。
それでも思ってたより、女性でも食べやすかったです!
そして餃子も手作り感が強くて私はすごく好きでした😊
皮に結構厚みがあって、もちもち。
タネはニンニクが効きすぎていない感じです。
表面のカリッ!と中のモチモチッ!が家庭の味って感じで美味しかったです。
そしてこのお店のおじいちゃんの人柄が良くて、
私が食べにくくないようにお店の奥に行きますが、ずっと立っています。
しんどいやろう、と思って目が合った時に座ってくださいね^^と伝えても微笑んで会釈してから立ったまま。
お店自体も年季入ってるけど、手入れして長く使ってるのが伝わってきたので、
このお店を選んでよかったなあと思いました😊
お会計の際に、「美味しかったです!ご馳走様でした^^」と伝えると、
「お口に合ってよかったです^^」と。
温かいおじいちゃんのお店で初の徳島ラーメンを食べることが出来てよかったです😊ご馳走様でした!
そして徳島駅横のホテルへ。
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閑散期だから(?)レディースルームにグレードアップしてくれてました〜。
ありがとうございます〜(><)お部屋にあったフットマッサージ機を使わせてもらいました。
感想
これで四国4県、全て回れました!!しかも3日で。
1日余ったので明日は香川県で楽しもうと思います!(笑)
翌日分は「香川県」の記事に書いてるので良かったら見てみてください😊
徳島県は当初、何しようかな〜ってプランを立てるときに迷いましたが、
大塚国際美術館で世界の絵画に触れ、ほんの少〜しだけ芸術の楽しみ方を得られた気がするので、これから長い年月をかけて目を養っていきたいというきっかけになりましたし、世界でも珍しいうず潮を間近で見る体験も出来て、日本人らしい謙虚なおじいちゃんのお店で初の徳島ラーメンの味を知ることが出来たので、いい時間になりました。
今後用メモ
⬛︎行ってみたい
・阿波踊り
⬛︎有名なもの
・かずら橋
・鳴門金時
・すだち
⬛︎徳島県について
人口 約71万人 / 全国44位
今回もご覧いただきありがとうございました!
これで四国編は終了です!
車での移動は「地方の交通量の少ない地域ならアリかな?」と思ってましたが、運転に集中してしまう分、移動の時間を楽しめないなと思ったので、これからは公共交通機関をメインにしようと思いました!
次は【福井県】です!
にこ
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