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生き残れるのはどっち?

 皆様、在宅ワークお疲れ様です。リスクを背負い生活インフラに関わる現場でお仕事されている皆様、敬意を表します。

 目下コロナ感染拡大のため、来日治療コンサルタントの業務を停止しているが、一方中国における登録申請承認支援業務は粛々と、だが激しくやり取りがある。当局はこの非常事態を鑑み、時を置かず全ての申請過程をオンラインで完結できるようにした他、資料提出申請の厳格な期限を三か月緩和する通告を発表している。

 が、しかし「上に政策あれば下に対策あり」を心得る中国人は、その一見優しい当局からの「通告」を妄信せず、万が一の策を練ることを忘れないのである。権威を妄信した結果、裏腹な処遇を受け、自己の処置に窮した記憶が、大半の人民にインストールされているのだろう。

 この点においても双国に住まう人々のギャップを強く感じた。日本のクライアントは、当局の優しい通告にあやかれるか否かをやれ調べようとし、中国の関係者は万が一の策を練ることを優先する。

はて、私たちは今、この性分が試されてはいないだろうか?

生き残れるのは、どちらなのだろうか?

 


 

 

 

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