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美術館で過ごす雨の日 / モネ 連作の情景


こんにちは。namiです。

先日、中之島美術館で開催中の『モネ 連作の情景』を鑑賞してきました。
今回は感想も含めて、その際のことをお話していきます。

2024年2月現在 開催中の『モネ 連作の情景』

私はスマホのロック画面の壁紙に設定しているほどモネの絵が好きなのですが、モネ作品の実物を観たことは一度もありませんでした。

そこで、転職先の企業に入社するまでの休み期間を利用して、モネに会いに行くことを決意。

『平日の天気が悪い日なら、美術館もそれほど混雑していないのでは...?』

そう考えて訪れてみると、生憎の空模様にも関わらず、美術館は多くの人で賑わっていました。
もしかしたら、天気が悪い日だからこそ美術館に行く人も多いのかもしれないです。

チケット発券機の前にも行列が出来ていましたが、スタッフさんの誘導のもとでするすると列は進み、5分ほど並んだだけで購入することが出来ました。よかったです(-。-;)

美術館は一人で訪れている人も多いので、ソロ活には打ってつけの場所だと思います。

私の場合は、展示物を鑑賞している最中は色々なことを考えてしまい、周りの声も聞こえなくなってしまうことがあるので、美術館や博物館は一人で行きたい派です^^;
別の日、友人と会った際に展示の感想を話し、興味があれば友人もその展示を見に行く。次会った時に感想を聞く......というパターンが多いかもしれません。超ドライです(笑)

もし一人で美術館を訪れることに抵抗がある方は、著名人がその作品について解説してくれる音声ガイドを付けてみるのもいいかもしれません。

ヘッドホンを付けて音声ガイドを聴きながら作品を鑑賞するので、周りの話し声や視線もそれほど気にならなくなるのではないかと思います。

私は今回は音声ガイドは付けませんでしたが、現在中之島美術館で開催中の『モネ 連作の情景』では、芳根京子さんと下野紘さんの声で案内してもらえるそうです(^^)
好きな有名人が音声ガイドを行っていたら、それ目当てで行ってみたくなりそうです♩

さて。前置きが長くなってしまいましたが、無事チケットを購入し、いざモネ・ワールドへ...!

今回の展示は、モネの連作絵画に焦点を当てたもの。
同じ景色を異なる季節や気候、角度で描き、膨大な数の作品で時間の移ろいを表現しています。

一つ一つの作品を鑑賞しながらゆっくりと進んでいくのですが、移ろいゆく絵画の中の風景を見ていると、まるで知らない土地──ジヴェルニーの地を歩んでいるかのような気がしてくるのです。

これはモネだけでなく、どの画家の展示会にも言えることだと思いますが、モネの生涯をなぞりながら、彼の目に見えていた景色の中を旅しているかのような感覚が、私はとても好きです。

いくつかの作品は写真撮影OKでした。
混雑していた為、少ししか撮影していませんが...
撮影可の作品の中では、これらの絵が特に好きです。

『芍薬』


『ウォータールー橋、ロンドン、日没』

モネの描く水は美しいですが、その中でも海が特に好きです。

撮影はしていませんが、『アヴァルの門』という作品の海が特に印象的でした。
波飛沫が白い光の粒となって、きらきらと瞬いているのです。

『アヴァルの門』

また、同じく海を描いた作品の中で『ラ・マンヌポルト』も印象的でした。
こちらの作品の海は、夕陽の光を受けて黄金に光り輝いているように見えます。

『ラ・マンヌポルト』

今回の展示『モネ 連作の情景』では、有名な『積みわら』や『睡蓮』の他、日本で初公開となる『昼食』が見どころと、中之島美術館のHPに記載があります。

もちろん、どの作品も素晴らしいですが、個人的に印象深かったのは『アヴァルの門』や『ラ・マンヌポルト』の他、『ザーン側岸辺の家々』『ポール・ドモワの洞窟』等です。

自分用にお土産を買ってしまいました。
ノートと栞です。
グッズはこの他にも、ポストカードやバッグ、クリアファイルなど様々ありました。

最後に、中之島美術館『モネ 連作の情景』のHPを。

https://nakka-art.jp/exhibition-post/monet-2023/


天国があるのだとしたら、また、もし其処へ行けるのだとしたら、モネの絵画のような場所が良いなと思います。

長くなりましたが、以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺︎

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