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【サステナブル・キャピタリズム】長坂真護さんの作品を実際に見に行って感じた想い

こんにちは。オールコネクトの広報です。
先日、オールコネクトから下記の情報をリリースしました。

『オールコネクトは、サステナブル・キャピタリズムに共感し美術家 長坂真護の活動を支援することを通して、途上国の貧困問題と環境問題の解決を目指します』というもの。

難しく書いていますが、言いたいことは
「オールコネクトは長坂真護さんの活動、応援しています!!」です。

MAGOさんについて

長坂真護さん

みなさんは、長坂真護さんのことをご存知でしょうか?
MAGOさんは、自身の会社が倒産し、路上で絵を描くアーティストになったことをきっかけにガーナのスラム街・アグボグブロシーへ訪問。
そこで見たのは、1日わずか500円の日当で先進国が捨てた電子機器を必死に燃やしながら生きる住民でした。
『アートの力でこの現実を先進国に伝えたい。ガーナスラムの問題を解決することで世界平和の架け橋を作りたい。』

こうした想いで、MAGOさんはスラム街の廃棄物を使ったアートを制作。その売上を現地の人々に還元する活動を始めたのです。

MAGOさんの活動は現在、多くの人々の目に留まり、注目を集めています。
2020年、ハリウッドにてドキュメンタリー映画“Still A Black Star”を製作し、アメリカのNEWPORT BEACH FILM FESTIVALで「観客賞部門 最優秀環境映画賞」を受賞。そして2022年9月には『サステナブル・キャピタリズム 資本主義の「先」を見る』を出版しました。日本各地で個展を勢力的に行っており、最近はメディアでも多く取り上げられています。

サステナブル・キャピタリズム

MAGOさんが提唱する、経済・文化・環境(社会貢献)の 3 軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・ キャピタリズム」。 MAGOさんはガーナのスラム街の廃棄物問題の抜本的な解決に向け、集めた資金で現地にリサイクル工場建設を進めるほか、環境を汚染しない農業やEVなどの事業を展開。そして現地の彼らを雇用しスラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けています。オールコネクトは、MAGOさんが提唱するサステナブル・キャピタリズムに共感、MAGOさんの作品を購入することで、途上国の貧困問題と環境問題の解決に貢献したいと考えました。

長坂真護展、行ってみました!

9月の終わりごろ、オールコネクト広報として東京・上野の森美術館で開催されていた、長坂真護展にお邪魔しました。

MAGOさんの作品は、1つ1つの作品のなかに私たちへのメッセージが込められているものが多いように感じました。

MAGOさんの作品は、先進国が生み出しガーナのスラム街に流れ着いたゴミから出来ているということ。MAGOさんが作品から訴える平和、平等、貧富の差、そして物事の価値、幸せの価値。

「今、自分がガーナのスラム街ではなく、日本で生まれ育ったことは偶然の積み重なりなんだな」だとか、自分にとっての「もの」の価値についてMAGOさんの作品を見ていると、考えずにはいられませんでした。

私が特に印象に残った作品『Let's Go Diversity2020』。
世界各地の混乱の様子や、新しい世界観に移り変わる様子が感覚的に伝わってきて面白いなと感じました。美術館に入ると、作者の解説を読み込むのが好きなタイプです🙋‍♀️「作者は何を感じて、どんな事を考えながら作ったんだろう……」みたいなことが気になります👀
自分ではとても思いつかない発想を知ることが出来たときの高揚感って良くないですか!?(食い気味)

2020年、世界同時多発的に発生した新型コロナウイルス感染症拡大により、突如一変した私たちの生活。古い概念を捨て、新たな思想を築くことを迫られました。”ニューノーマル”という新しい概念思想と、新しい社会思想をまとった未来予想図をお届けします。

長坂真護展 作品紹介
https://www.mago-exhibit.jp/highlights.html
Let's Go Diversity2020

MAGO×オールコネクト

オールコネクトは、長坂真護さんのアート作品「藁の革命」のオーナー権をオールコネクトグループ子会社のオウデムにて取得しました。「藁の革命」は推定時価 2 億円。アート作品の売上金は、長坂さんの活動を通じてガーナの問題の解決のために使われ、やがて世界全体が持続可能な社会へ繋がってゆきます。

藁の革命(写真奥)

藁の革命

「自分は宇宙に放たれた1本の藁」
ちっぽけなもの(藁)と壮大なもの(宇宙)を対比することで、心が落ち着くだけでなく、わらしべ長者のように人生で革命を起こせることを表現した作品。

実際に「藁の革命」を見た感想は、とにかくおっっきいな…です。
まずそのインパクトで、宇宙を表していることが分かりました。

藁の革命の4角、それぞれ対極に書かれているのは「LOVE(愛)」⇔「HATE(憎しみ)」「USA(先進国)」⇔「Agbogbloshie(後進国)」。(※アグボグブロシー(Agbogbloshie)は、ガーナの首都・アクラの近くにあるオダウ川のコーレラグーンのほとりにある約8万人が暮らしている世界最大の電子機器廃棄物処理場)

先進国⇔後進国 は私の解釈ですが、それぞれ今の世界で対極のものとして書かれているんだなと思いました。
“ちっぽけなもの(藁)と壮大なもの(宇宙)の対比”だけでなく、それぞれの対比があることで、愛と憎しみも、先進国と後進国も1つの宇宙の同じ空間に存在している、そこで“わらしべ長者のように人生で革命を起こせることを表現している”のかな…と思い巡らせています。

こうした美術品の解釈が「合っているかどうか」は別として、作品を見に訪れた1人ひとりが考えて行動していくことが大事だと、今回見に来て改めて思いました!!👀

今回も最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました🎨💓
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私の記事を読んで、長坂真護さんの作品みてみたい! と思った方は、ぜひ公式サイトや公式SNSから、最新情報をチェックしてみてください(*^-^*)♡
オールコネクトのコーポレートサイトでも今回の取り組み内容を紹介しています。

オールコネクト コーポレート特設サイト

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