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【11月7日】世界遺産を2つも制覇

  今日は超超ハードなスケジュールの1日です。2つの世界遺産を1日で回ります!1つ目は、トルコのエフェソス遺跡。2つ目はギリシャのパトモス島の聖ヨハネ修道院です。
 どちらも行きたいと思っていた世界遺産なので、訪れることができて、本当にうれしかったです。ただ、1日でどちらも行くって、ほんと大変でした。(/ω\)
それでは、クルーズ2日目のスタートです☆彡

朝からバタバタ

 今日は朝5時に起きました。午前中のエフェソスツアーに行くためには、6時半にホールに集合しないといけないのです。ですから、今日も超特急の朝ご飯です。5時45分、一番にレストランに行きましたら、いやいや、すでにものすごい人でした。みんなやる気やなと思ったら、エフェソスに行くのではなく、クシャダシで下船するため、一番に朝ごはんを食べに来ておられたようです。

 ビュッフェでいろいろとおいしそうなお料理が並んでいるのに、今日も時間がないっ!!とにかくパクパク食べて、ホールに集合します。すると、すぐにツアーバスの振り分け説明会が始まりました。ツアーはいくつかあるので、自分達が参加するツアーのバスの番号を聞き逃さないようしなくては!

 ちゃんと、わたしたちのバスの番号を把握して、オリンピア号をおります。降りるときは、乗船するときに作ってもらった、身分証兼ルームキーのバーコードをピッとしてもらいます。これが下船のルールです。

 さあ、クシャダシに上陸です♪クシャダシの街並みはかわいいし、ちょうど港に別のクルーズ船も停泊していました。オリンピア号とあわせて、クルーズ船が2隻並んでいる姿は圧巻です。

 さて、ギリシャからトルコに入国するのですから、パスポートが必要なのかと思いましたが、クルーズ船の身分証を提示しただけでスルー。ただし、例の形だけの荷物検査はありました。検査場を出ると、何台も観光バスが停まっていましたので、ちゃんと番号を確認して、乗り込みます。

エフェソスへ

 7時ツアーバスは念願のエフェソスへむかって出発進行!ツアーガイドは、トルコ人の女性の方で、わかりやすい英語で、エフェソスの説明のほか、いろいろなお話をしてくれました。バスに乗っている間も、楽しいひと時を過ごしました。

 さて、わたしたちが参加するツアーは、エフェソスに行く前に、聖母マリアが晩年を過ごされ、亡くなったと言われる【聖母マリアの家】へ行きます。エフェソスから離れていて、バスでもしばらくかかったので、これは自力で行くのは難易度高し。こうしてツアーで連れてきてもらって、ほんとよかったです。ちなみにマリア様の家も世界遺産です。

 聖母マリアの家があったといわれるところに小さい礼拝堂が建てられていて、そこにお参りできます。ホントに小さい建物ですから、見学はあっという間なのですが、「ここでマリア様が過ごされたのか」と思うと、感動しました。バチカンからも法王様がお参りに来られることがあるそうです。

 そして、教会の近くに、聖なる泉がありまして、訪れた人たちのために、水飲み場が整備されています。ご利益ありそうなので、少し飲みました。皆さん、飲むだけでなく、ペットボトルをちゃんと持ってきていて、泉の聖なる水を入れていました。こんな『ご利益お水』があるなんて知らなかったので、わたしたちは準備していませんでした。うわー失敗した。

 集合時間も近づいてきたので、そろそろバスの駐車場へ向かいます。が、途中にお土産物屋さんがあるわけですよ。もちろんスゥーと吸い込まれる訳ですよ。マリア様のチャームと、マリア様の家の日本語ガイドブックを買いました。

 それでは、本命と参りましょう!8時エフェソスに到着です!これが今日の1つ目の世界遺産です!とうとう念願のエフェソスに足を踏み入れました。メインストリートを下りながら、音楽堂や、浴場跡を見学します。床のモザイクもきれいに残っていました。

 そして、メインストリートを下り切ったら、いやーん、見えて来ました。セルシウスの図書館です!もうこれが見たかったんですよ。お会いできて、ホントに、うれしい!

 そのあとも、めっちゃ大きい円形劇場が出現!けっこう大きい劇場です。舞台の真ん中でポーズを取って、写真撮ったりして、楽しかった!出演者が出入りする舞台裏が残っていて、興味深かったです。

 今回、セルチュクにある博物館は含まれていませんでした。収蔵されているエフェソスからの出土した数々のお宝を見ることはできませんでした。それはまた次回、トルコを中心に旅をする時に舞い戻り、アルテミス神殿と共に、ゆっくり見たいと思います。

トルコあるある

 10時20分にバスに集合でということで、早めに帰るんだなぁと思っていたら、違いました。なんと絨毯屋に連れて行かれました。トルコ🇹🇷あるある。

 どんなに苦労して、一枚の絨毯が出来上がるのか、一通り説明された上で、いざ別室へ。どんどん絨毯が広げられてゆきます。そして、これがトドメの一枚だー!と、広げられた絨毯の美しいこと!とてもとてもお高いこと間違いなしの一枚でした。

 早々に絨毯部屋を脱出したら、お土産屋さんが連なる通路となり、さあ買い物をせよと言わんばかりの作りとなっております。そこを振り切ると、少し広い食堂みたいなところに出てきました。ぬぬぬ⁈みなさん、何か飲み食べしています。トルコの軽い朝ごはんメニューが食べ放題となっておりました。んー、こういうトルコ流おもてなしは、さすがです。わたしたちも、ボレックとチャイを頂きました。ご馳走様です。🙏

 絨毯屋さんから30分ほどで港に到着。降ろされたところから、港まで、これまた、ずぅーとお土産物屋さん街道となっており、なんとしても買わせる仕組みが整っております。さすがはトルコ。

船旅の醍醐味

 12時過ぎに部屋に戻って、急いでランチへ。出港から30分後に、トルコとサモス島の幅30kmの海峡を通るのです。これはどうしても見たかったので、今日はアジアンランチボックスをちょいと食べて、見晴らしの良い展望デッキの一番上の一番前に陣取りました。船首から船の進路を見ていると、なんだか船長さんになった気分です。これぞ船旅の醍醐味を味わいました。🥰

 海は波ひとつない、完全なる凪。いやいや11月でこんなに凪いでいるなんて、ほぼ奇跡です。また、ピッカピカに晴れて、暑いくらいの陽気だったので、展望デッキで海峡ウォッチもできました。例年通りの11月らしい寒さなら、5分も外にいられないと思います。ほんとに天気に恵まれました。

 進行方向の左がトルコ、右がサモス島です。サモス島がどんどん近づいてきて、海峡に差し掛かります。めっちゃ狭いーーってところに差し掛かりましたら、サモス島の町並みもハッキリ見えて、今度はサモス島も行きたいなあーなんて、思ってしまいました。だって、サモス島には世界遺産のヘラ神殿があるんですもの。サモス島!いつか行くよおー!待っててねぇー!

パトモス島

 朝5時に起き、午前中の強行軍のエフェソスツアー、帰ったらランチもほどほどに海峡ウォッチ。どんだけ押せ押せスケジュールやねんって感じですが、まだあるんです。夕方にパトモス島に着いたら、またツアーです。それまで、1時間ほどですが、部屋に戻って、しばらく休憩しました。

 そうこうするうち、「さあさパトモスツアー参加者はホールに集合」とアナウンスがかかります。えー!もうですかっ!ホールへ行かねばなりません。ツアーの参加者は1番にパトモスに上陸できます。パトモスの港は、クルーズ船が停泊できるほどの大きい港ではないため、テンダーボートという小船で上陸します。

 上陸したら、ツアーバスに乗って、聖ヨハネが黙示録を書いたと言われる洞窟へ。それも聖ヨハネが神からの啓示を受けたといわれるその場所なのです。これぞパワースポットっていう、オーラを感じました。

 次は、聖ヨハネ修道院へ。町の丘の上にあり、いざという時に外敵から人々を守るため、要塞となっています。丘の上ですから、修道院へは、急な坂道に、何段もある石の階段を登らなくては行けません。修道院に着いた頃には、すでにもう真っ暗だったので、お店の明かりなどがありましたが、足元がちょっと怖かったです。

 さあ、城塞の中に入ります。狭い階段をグリグリ登っていくと、小さい礼拝堂にたどり着きました。ここでもお参りして、隣のこじんまりした博物館へ。中世のこれまた貴重な写本などがあり感動しました。

そして、ディナー

 ツアーバスは港まで戻り、またテンダーボードで船に帰ります。ひゃーーー疲れました。体ももちろんクタクタですが、情報過多で頭も疲れました。まずは部屋でひと休みです。

 でもゆっくりしていると、レストランが閉まってしまうのです。ちょい遅くなりましたが、レストランに向かいます。ぎりぎりディナーに間に合いました。ふぅ〜よかったー。お昼もたくさん頂いてないので、お腹すいてます。

 それでは、過密スケジュールを頑張ってこなした、ご褒美のディナーは!シェフがロールキャベツとラム、わたしはホルトリゾと鴨を頂きました。デザートはソルベとチョコケーキ。うんうん今日も美味しかったです。ごちそうさまでした。

 さて、昨日はショーを見に行きましたが、明日もエクスカーションを申し込んでいて、またもや早起き確定!ですから、この日のショーは見に行きませんでした。ていうか、疲れました。何事も無理は禁物です。

 明日は、3つ目の世界遺産のあるロードス島へ。そして念願の古代ギリシャの遺跡【リンドス】です♪さぁーー明日もがんばるぞー!💪

おわりに

 超過密スケジュールのクルーズ2日目、いかがでしたか?何時に集合、何時に出発と、なんとも慌ただしく、優雅にゆったりクルーズなんて、どこの話⁈って感じのクルーズです。

 さて、わたしたちの乗ったクルーズ船は、フレキシブルな旅をアレンジすることができました。アテネで乗って、クシャダシ、ロードスと回ってから、サントリーニで途中下船することもできるのです。ですから、サントリーニで数泊して、飛行機でアテネに戻るという旅も可能。ギリシャの旅にエーゲ海クルーズを組み入れて頂くのも、おススメです。

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