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小売業界が大好きな私が、プラットフォーム企業に転職した理由

こんにちは…!

ALL YOURS 2nd です。

第11回の記事で取り上げさせていただくのは、
プラットフォーム企業の法人営業職に勤めている今井昭寛 さんです。

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<インタビュイー情報>

・名前  今井昭寛
・年齢  48歳
・職業  法人営業職
・出身地 富山県
・趣味  ゴルフ

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インターネットの普及により、ビジネスの場がリアルだけに限らず、オンライン上でも盛んになってきました。

そんな中で注目されるのが、自社のプラットフォームを活用して、他企業や個人がより良くビジネスを展開できるような環境を提供するプラットフォーム企業です。例を挙げると、AmazonやGoogleなどもプラットフォーム企業になります。

今回は、プラットフォーム企業の法人営業部の部長を務める今井さんにインタビューを行いました。
現在のお仕事の内容はもちろん、かつてアパレル小売業で働いていた経験から、なぜプラットフォーム企業へ転職したのか、その転職に至るまでの経緯や想いについてもお聞きすることができました。


今井さんの仕事

今井さんは法人営業部の部長として、自社のプラットフォームサービスを法人に提供する営業業務を担当しています。主にクライアントとの連携を通じて、自社サービスの導入による顧客体験の向上や業務の効率化を促進し、法人ビジネスの成長をサポートしています。
営業の分野は多岐にわたり、広告事業やサービス事業、DX事業などの様々な分野で今井さんは活躍をしています。クライアントとのコミュニケーションは、オンラインとオフラインのケースバイケースで行うそうです。業界ごとに好みが分かれるため、クライアントに応じて柔軟に対応しています。


1日のスケジュール

今井さんの朝は早く、5時に起床し6時には家を出て、1時間かけて会社へ向かいます。出社後は前日の整理や自分の頭の整理に時間を充て、その後は、退社するまでミーティングや会議、商談などの業務に取り組むそうです。仕事を終えるとクライアントや会社の方と会食をして、日付が変わる頃には帰宅するといいます。


仕事でのモチベーション

今井さんはクライアントとの協力によって生み出されるものが、多くの人々に利用してもらい、良い影響を与えて形として残っていることが仕事のモチベーションになっているそうです。
そんな今井さんは、会社で働くことは「目的」ではなく「手段」であると言います。

「私は、仕事をすることを目的とはしていません。仕事とか会社って、自分と社会を結びつけてくれる接点の場であり、手段であると思っています。」

外に出ていろいろな経験をすることが好きな今井さんは、社会との接点の場で、自分が汗を流したことを世の中に何らかの形で残したいという想いがあったそうです。その想いが現在の仕事のモチベーションにつながっています。


小売業が好きになったアルバイト時代

今井さんは以前アパレル小売企業で働いていました。最初はファッションが好きという理由でアルバイトとして働いていましたが、働くうちにファッションではなく、小売業のビジネスの面白さに魅了されていったそうです。

90年代後半におけるファッションビジネスは、現代のファストファッションの流行とは異なり、主に高級志向でした。デザイナーが手がけるファッション性が高いものは高価なものとして百貨店に並び、好まれていました。
しかし、今井さんが働いていたアパレル小売企業では、お手頃な価格で、大量に同じ洋服を売るという仕組みでした。今井さんは次第に洋服をファッションとしてではなく、日用品として買う人々に商品をどのように提供し、販売数を増やすのかを考えていくようになったといいます。こうした視点から、小売業のビジネスの面白さに魅了され、そのまま就職して16年間働いていました。

小売業が好きだからこそ別の業界へ

「私は今でも好きな業界を聞かれると、迷うことなく小売業界と答えます。」

小売業のビジネスに魅力を感じた今井さんは、経営企画やマーケティング部門など、幅広い分野で経験を積んでいきました。その過程で、小売業界をより活性化させたいという思いが芽生えていったそうです。

「小売業界は、業界でも人気率が低いため、他の業界に比べたら利益率も低いです。しかし、モノを売ってくれる人がいなくなったら困るわけで、絶対に必要な業界なんです。」

そこで今井さんは「小売業界をもっと応援したいのに、私が小売業をやっていたらライバルではないか」と思ったそうです。
そうして小売業界を離れ、別の業界から応援しようと決めました。それが現在の今井さんが働いているプラットフォーム業界になります。

プラットフォーム業界に移っての変化

今井さんは小売業からプラットフォーム業界に移った変化として、視力が落ちたといいます。小売業と比べて、圧倒的にパソコンを見る時間が増えたことで、視力の低下を実感したそうです。
また、業界間のカルチャーの違いも大きな変化だったといいます。小売業界では歴史のある企業が多く、創業者がいたりと周りの多くが年上であるのに対して、プラットフォーム業界へ移ると、周りのほとんどが年下へ変わったそうです。

ALL YOURSとの意外な関係性

実は、今井さんはALLYOURSを立ち上げた2人とアパレル小売企業で一緒に働いており、その先輩であったといいます。後輩たちが会社を辞め、ALLYOURSを立ち上げた時には、大きい会社ではできなかった自分たちのやりたいことをALLYOURSでやっているという印象をもったそうです。コンセプトにも共感でき、後輩達が立ち上げた会社ということで応援はしているものの、同業であるという点では、ライバルでもあるなと感じていたといいます。
その後、プラットフォーム業に転職した今井さんは、ALLYOURSのビジネス拡大の商談をしにいきました。その時、購入したものが「着たくないのに、毎日着てしまう」ジャケットだったそうです。


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以上、プラットフォーム企業の法人営業の部長を務める今井さんの記事でした。

今井さんはかつて小売企業で16年間働き、小売業界を好きになったからこそ、もっと応援したいという思いで他の業界へ転職し、小売業界を活性化の促進をしています。

そこでは、今井さんは世の中に自分の努力の結晶を何らかの形で残したいという自身の理想像へ向けての手段として、仕事に励んでいました。

仕事をすることを目的としてしまいがちですが、自己のありたい姿を描きながら、その手段としての仕事と捉えてみる。そうすることで、自分らしくよりよい人生を送ることができるのではないかと思いました。


(編集:ひより)

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