日々是雑感2021/03/11
10年前、自分は大学院修士を修了し、修了証書授与式に挑む2週間前のことだった。
無理して動くこともなく、ただただ時間に身を任せ過ごしていた時だった。気持ち悪い揺れが襲い、何事かとテレビのチャンネルを変えた。
あれから、何かが変わったことは違いない。映像で流れる惨状、悲劇。自分の中の何かが変わったに違いない。
その翌週に控えた高校講師の面接でも地震に関する話が出てきた。それだけあの事は尾を引いた。
あれから10年。
諸々の経験をして、どういうわけか、何もかもが元通りになった気がしない。
自分の中でも10年の時を経て、行って戻って来てしまった。
チャンスがあれば、東北のあの街並みを目に焼き付けておきたい。
チャンスがあれば、もう一度複業で生活したい。
そして、普通の人生って何だろうかと、普通に考えたい。
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