日々是雑感2022/03/25

クレジットカードやデビットカードなどを使ってみて、最近変化しているなと感じることが多くなった。多分、今のトレンドは「いつどこでいくら使ったかすぐにわかること」が重要なのだろう。

日本国内に数多あるキャッシュレス決済でも即時通知は一番大事だろう。何より不正利用防止の観点というのは信用取引の基本中の基本である。

そう言ってはいるが、クレジットカードに関してはメールやアプリでの即時通知は今まではなく、明細に上がったものと手元にあるクレジット控えなどと比較するのが一番確実と言われていた。今もそれは有効なのだろうと思うが、不正利用対応に関しては結構遅い。

自分が見聞きしている限りでも三井住友カード、JCB、アメックスとクレジットに関しては即時通知がやっとではあるがスタンダードになってきた。デビットやブランドプリペイドカードに関してはサービスインの段階からメールやアプリなどでの通知が主流であるが、クレジットカードに関しては先進的な企業から徐々に即時通知サービスを始めるようになってきた。自分の手持ちのクレジットカードのうち、即時通知サービスがないのはあと3枚である。

その3枚に関しては利用個所が限定されていることと、解約予定があること、毎週ネット明細をチェックしている習慣をもっていることがあるからなんとか問題なく利用できている。しかし、今後そういったセキュリティ面に関してカード解約の条件にもなってくるであろう。

やれキャッシュレスだの現金だの色々騒がしい日本の決済事情であるが、いつどう使ったのかわかることは実は自分達の安心につながることに気がついたのだと思う。

現金の肖像が変わることで結構話題になる日本ではあるが、実際のところそんなことより日常の決済で少しずつ安心を醸成し続けている努力があることに気がついた今日であった。