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大人げなくサーカスを始める事にした話:柔軟編②

さて
前回の記事では柔軟芸について学ぶきっかけについてお話ししました。

今回は実際どのようなところから
トレーニングを始めたか
練習内容と当時の感想を書いていこうと思います。

ネットでコントーションについて調べていたALKは

「コントーションを本場モンゴルで修行し
日本でその技を伝えていきたいという活動をしている団体さん」があるという事を知り

東京都中野区で行われていたワークショップに伺いました。

中野ブロードウェイの少し先
ドキドキしながら伺ったことを覚えています。

トレーニングの前に
渡された同意書に目を通しサイン。

・健康目的のストレッチクラスではないこと
・トレーニングでの怪我は自己責任

それは、そうですね。
芸を身につけ、超人を目指そうと言う種目なのですから!!
すごい納得。

体操用の細長いマットが2枚ほど並べて敷かれているお部屋で
まずは皆で同じ課題のウォームアップをやりました。

先生は2人いて、生徒は7人くらいだったかな?
メインの先生は、現在はコントーションスタジオノガラを運営している代表もーこさん
もう1人は、ケベックのサーカス学校を出て現在はプロのコントーションアーティストのありさちゃん

約2時間ほどのワークショップでした


トレーニング内容

・壁倒立
・肩、胸、首のストレッチ
・ブリッジ
ユラユラ(背筋側を締めて上下するような動き)
チェストスタンド
エルボースタンド
コントーション倒立
・前後、左右開脚
・ Y字バランス、ビールマンなどのポーズ系

あれよあれよと言う間にどんどん進んでいくスタイルのレッスンで

出来る人はポーズの曲がりを深めたり
キープ時間を長くしていき
できない人は先生に質問して教えてもらったり
周りの先輩たちに補助してもらったり!

私より細く、女性らしい体の人が
美しい倒立を難なくキープしているのを間近でみたり

一人では耐えられないようなトレーニングを
先生や仲間の励ましで乗り越える生徒さん達を見て
(リアルに叫んでる人もいて阿鼻叫喚w)


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またまた大変な刺激を受けた日になりました。

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(練習を始めて数ヶ月目のALKとピースするありさちゃん。新宿のモンゴル料理屋さんでの練習会。やっとのことでキープしていて息ができない)


この日に特に印象的だったのは
「モンゴルではコントーションは国技で
女の子達は5歳くらいから練習を始め
厳しい訓練を経て12~16歳くらいでプロになり
貧しいお家の子はその収入で家族を養ったりしている」

と言うお話を聞いたこと。

日本でバレエや新体操などを真剣にやっている子達も5歳くらいから始めますよね。

たまに、大人の習い事で
”こんなに頑張ってるのにうまくならない”
”柔軟しているのに柔らかくならない”

と言うお話しを伺いますが

冷静に考えて
子供の時から毎日毎日何時間も休まず練習している方たちに

大人になってから始めた人は、同じようにして追いつくはずがないんです。

それは才能云々ではなくて
単純に、それにかけてきた人生の時間と重みの違いなので...

大人の習い事:成長する為の大事なポイントは

・人と比べず、自分の成長を楽しむ
・理論と実技のバランスを取る
・限界点を自分で決めない
・自分の強みと弱みを知り、それぞれを丁寧に底上げする

かな?と思っています( ´ ▽ ` )

次回はトレーニングを続けていった上で
大人から超柔軟を始める際に
気をつけていたポイントや
実際、何をどのくらい行っていたかなどを書いていきます🌟




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