走れアラフォ　結

アラフォはどっからかなにかがしかの
方法で資金を調達し、そして設置場所の整地まで行った。
そこまでやるのなら嫁ヌンには反対する理由は無い。

無いが、それでもアラフォは前科持ちの為、保護観察とする事にした。

かくしてキコキコするやつは届いた。
届いたのが2021/6/25。

イインダヨ君やワンダー君時代は9割嫁ヌンであった組み立ても仕事帰りにアラフォは今回はほぼ一人で組み立てた。

初めは当然疑惑を持って観察していた嫁ヌンであったが、
仕事帰り、休日と問わず、アラフォは30分以上漕ぐというのを継続した。

2021/7/2の本日に至るまでだ。

余人からすればこんな記録など噴飯ものであろう。
嫁ヌンも当然そう思っている。
アラフォもまた教育は受けている故、流石に同感だ。

だが、この渡世において同じようなやりきれない、継続できない
太ましいジェントルは必ず存在するはずだ。
駄菓子菓子、アラフォ程の怠惰な者はそうはいない事だろう。
果たしてアラフォは継続できるだろうか。　　　　　　　　　　　　　　　　アラフォは前科5犯である。

その点においてアラフォは自分を知っている。
嫁ヌンの目線だけでは足りぬ。

ならばなんとするか。

衆人監視の状況を作る他は無い。
世に広まる様々なSNSツールを用いて環境を作りだすのだ。

弱メンタルで常に呪いのバステがかかっているようなアラフォに
とってSNSなど全てがインフェルノ、魔窟、パンデモである。

だが、今虎穴に入らずしていつはいるのか。
時代錯誤なフリをしている場合では無い。

どれほど恐れようとも、そこに飛び込み、走るしか道は無い。

全ての民が見ていると思い走れ。足跡を残し走るのだ。

走れアラフォ。