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スローターニング

今回もジョンハイアット。前回、ジョンハイアットを聴くようになったきっかけを忘れたと書いたが、思い出した。当時の連れが聴かせてくれたんだった。俺がこれぞアメリカって言うのを聴かせてくれって連れに言って、それで聴いた。その連れはとにかくいっぱい音楽を聴いてた。ハードロックからブルース、邦楽、洋楽。十代にして音楽こそ我が人生って感じだった。そういう奴がたまにいる。ひとつのことを一生追いかけるやつ。そういった類の奴。ただジャズだけは嫌いらしかった。理由は知らない。皮肉にもいま俺はジャズをやっている。ジャズは良い。ホームセンターに行ったときなんかに曲がかかってると嬉しくなる。それでジョンハイアットだが、昔の俺は一発でハマった。俺が音楽に求めていた全部が詰まってたと言ってもいい。ジョンハイアットはアルバム制作のメンバーに、スライドギターの名手を起用することで有名だ。前回のアルバム、ブリングザファミリーではライクーダーを起用し、今回は誰だったかーー。ちょっと思い出せない。ただWikipediaで調べればわかる。ググって貼るとか、そういうのはA Iに任せて俺は自分の記憶にあることを書きたいので省略する。それで、次のアルバム、ストールンモーメンツのギターがスライドギターが得意なソニーランドレスだったのは覚えてる。これも確信はない。まあいい。とにかくまあ、最高のロックだ。これもとてつもなく久しぶりに車を運転しながら聴いたが、体が自然とリズムをとっていた。そしてサビを一緒に歌った。曲をかけている間、昔に戻ったみたいだった。


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