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「なんとかなるさ」か「なんとかしよう」か‥どっち⁈

僕は小学生の時、全珠連の珠算教室に通っていました。
2級を取ったらやめよう、と思って頑張っていましたが、なかなか2級の合格は大変でした。 
たしか5回目でようやく合格したと記憶しています。

で、その試験会場が日曜日の小学校の教室で、
その壁にこんな言葉が書かれていました。

『なんとかなるさ』 なんともならない
『なんとかしよう』 なんとでもなるよ

僕の周りの人は、気軽な感じで
「なんとかなるなる〜!」
てよく言います。
英語で言うところの「Take it easy!」みたいなものでしょうか。

でも僕はずっと気になってこう考えていました。
「なんとかなるさ」って自分が直面した物事をテキトーに流して真面目に考えてない怠け者の言うことじゃん?
「なんとかしよう」と行動するから解決できるってコトじゃないの?

そうじゃないよ・別の見方もあるんだよ、というのを知った、学びのアウトプットを
前回に引き続き、「湾岸Midnight」の登場人物が含蓄のあるセリフを言うように書いてみます。


植木等の歌に
『だまって俺についてこい』
ってのがあってサ
♪そのうちなんとかなるだろう♪
ていう歌詞が各番の最後にあるんだけど‥
つまりはそーゆうコトなんだよ

「必ずどうにかなる」
「何があっても自分は大丈夫」て思えばいい
「なんとかしよう」としなくていいんだヨ

たとえば
何かの試験でも スポーツの試合でもイイ
そこに臨むまで 自分で一生懸命練習して
あとは本番に挑むだけ‥てときがあるとする
怠けて練習しなかった日とかもあったにせよ
いざ本番となれば
その時のベストを尽くすしかない

だから
目指すところに向けて
「なんとかしよう」と行動している時点で
自分が意識的にやるコト・やるべきコトは
もう既にやっているんだ

最近よく
「頑張ってる人に『頑張って』て言いたくない」
て言う人が増えたよな
諦めない
一生懸命頑張る
いう姿勢はすごくいいことなんだけど‥

「なんとかなるさ」ていうのは
ジタバタせずに
落ち着いて
自分を信じて
今までやってきたことが自分を助けてくれて
過去の自分が今の自分を応援してくれてる——てことをちゃんと受け取っている人の方が
「なんとでもなる」ことが多い

信じてベストは尽くす
そのあと「任せる」「委ねる」
沖縄の「なんくるないさー」や
台湾の「モーマンタイ(無問題)」なんかがそんな感じだ
問題はあるけど
その時その場では問題としない
なんとかしようとしないで
横に置いといた間に
勝手に解決しているコトだってある
その時「あぁ、なんとかなった」
「なんだ、なんとでもなったじゃないか」てなったのが
「奇跡」なんだよ

ホラ
「人事を尽くして天命を待つ」ていうだろ
つまり
そこまでやってきた自分を信じるかどうかが大事なんだ
そのときなんだヨ
「なんとかなるさ」
が出てくるのは

最後までお読みいただきありがとうございました。

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