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未来への準備、一人暮らしでも充実した終活

他人事ではない?!誰もがおひとり様になる可能性

国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が2024年4月12日に発表した世帯数の将来推計によると、2050年には65歳以上の一人暮らしが1083万人と20年比47%増加すると予想されています。未婚率の増加・高齢化により、おひとり様は増加の一途を辿っています。

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また、現在はパートナーや身内が近くにいるという場合でも、パートナーに先立たれたり子どもが遠方で生活したりなど、一人暮らしの状況に置かれることがあります。おひとり様で過ごす未来は多くの人にとって他人事ではないのです。

終活はそのような未来を見据え、自己の生活や介護に関する準備を整えるための重要なステップとなり、精神的な安定や社会参加の場を確保するための重要なプロセスです。


一人暮らしでもできる終活の具体的なアプローチ

一人暮らしの方でも、以下の具体的なアプローチを通じて終活を進めることができます。終活を通じて将来に備え、豊かな人生を送るための準備を整えましょう。

  • 遺言書の作成
    遺言書は、自分の財産や遺志を明確にするための重要な書類です。一人暮らしの方でも、遺言書を作成することで、財産の分配や遺言者の意思を明確にすることができます。

  • 医療・介護に関する意思表明
    近くに頼れる身内がいない場合、将来の医療や介護に関する意思を明確にすることが重要です。医療・介護の希望や拒否、治療方針などを家族や信頼できる友人、医療関係者と話し合い、書面にまとめておくことで、自分の意思を尊重したケアを受けることができます。

  • 財務管理の整理
    自分の財産や資産、保険などの管理を整理することも終活の重要な一環です。一人暮らしの方でも、財務管理を整理し、将来の生活や医療費、介護費のための資金計画を立てることが必要です。

  • 大切な思い出の整理
    大切な思い出や遺品の整理を行うことが終活の一環となります。写真や手紙などの思い出を整理し、家族や友人と共有することで、自分の人生を振り返ることができます。

終活に取り組む際の心構え

終活に取り組む際の心構えは重要です。一人暮らしの方々が終活に向き合う際には、以下の点に注意して終活に取り組みましょう。

  • 前向きな姿勢
     終活は人生の最終段階に関わる重要な準備ですが、それだけでなく、今をより充実させるためのものでもあります。前向きな姿勢で、これからの人生を考えましょう。

  • 自己受容
    過去の選択や経験に後悔せず、自分自身を受け入れることが大切です。終活は自己受容の一環として、自分の人生を振り返り、受け入れるプロセスでもあります。

  • サポートの受け入れ
    一人で抱え込まず、必要な時には地域のサポートシステムや専門家の支援を受けることが大切です。自分だけでなく、周囲の支えを受け入れる姿勢も大切です。

サポートシステムの活用を!

一人暮らしの方が終活に取り組むために、サポートシステムの活用を上手に取り入れましょう。

まずは、地域のコミュニティを活用することが重要です。地域の福祉団体やNPO法人、地域センターなどが提供するサービスやイベントに参加することで、他の一人暮らしの方々と交流し、支え合うことができます。地域の人々とのつながりを深めることで、孤独感を和らげるだけでなく、終活に関する情報やアドバイスを得ることもできます。

また、終活カウンセラーや社会福祉士、心理カウンセラーなどの専門家に相談することも有用です。専門家は経験豊富なアドバイスや支援を提供し終活に向き合う際の心理的な負担を軽減する手助けをしてくれます。

終活に取り組む際には、一人で悩まずに地域のコミュニティや専門家のサポートを活用しましょう。他人とのつながりや専門家の支援を受けることで、終活に対する心理的な準備を整え、前向きに取り組むことができます。

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