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【Oslo滞在録②】暮らし編[オスロ大学も]

今回の旅行が、今までの私の旅行と大きく変わったと思う部分は、現地の人々の暮らしにも近づけたことでした。旅行というより"旅"、の方がしっくりくるなと。

現地で暮らす友人を訪ねたので、実際に、友人はじめ現地の人々の暮らしや日々の楽しみ、そんな空気にも触れることができてとても幸せでした。

アジア人が珍しいようで、じっと見られたり少しからかわれたりもしましたが、それすらも経験だなと思います。

…もちろん命の危険があったり苦しい思いをされている方が世界中にいらっしゃるので軽はずみなことは言えませんが、たった数日でも感じるほどだったので、少なくとも日本にいて感じられない経験だと思いました。

一方で、日本語を久しぶりに聞いて嬉しくなって話しかけてくださる現地在住の日本人の方がいらっしゃいました。とっても盛り上がり、あたたかな気持ちになりました。



サウナにフードコート、編み物。

現地のスーパーに行くのは楽しいですよね!今は円がかなり安いこともあると思いますが、基本的にお高めだそうで。

日本のものも結構見かけました。お値段は高いので、日本円に換算してはいけない、と肝に銘じます(笑)。

UDONにSOBA。

まちに可愛らしい本屋がちらほら。日本の古本屋みたいな雰囲気が少しあり、レトロな風合いや少し古ぼけた匂いがしました。

日本の漫画なんかも売っていました。

それからインテリアのお店。

何を見てもおしゃれに感じます笑

キャンドルセクションがとっても豊富。

日常的に使われるんだろうと想像できる種類の多さと安さ。

アジアンスーパーもたまに見かけます。香辛料の匂いがかなり強く、ここに入るとアジアの人しかいなくて新鮮です。店員さんもアジア系の方に見えました。

よいしょ、って言ってる方がいて日本を感じた私(笑)。


北欧はサウナのイメージも結構強いですよね。多分このサウナは30人以上入れるものなんですが笑、みなさん水着で結構長い時間入るみたいです。めっちゃ町中です(笑)。

おっきいサウナ!

このサウナのまわりにはフードコートがあり、半日から一日過ごせる場所です。

フィヨルドにはプライベートで貸し切れる小型のサウナがいくつもあり、水風呂の代わりにフィヨルドにジャンプしているのも見かけました(寒)
…フィヨルドには、氷が張っております(震)

氷が張るフィヨルド、美しい!


休日のフードコートの賑わいは、昼間からすごいです。休みは全力で休む、というメリハリ具合が気持ちいい。

賑わいがすごいフードコート

日本の食材も意外と売っていたり、弁当屋があったり。
…寿司がまわっていたりします。笑


寒い国のニット製品を購入したいなと思っていたんですが、全然町に売っていませんでした笑

お土産コーナーだと多少あるんですが、ノルウェーの人たちは自分で編むので、製品があまり売られていないらしいです笑(売っているエリアもあるのかも?)

日本の伝統的な色の数といい勝負なのでは?

小さなお店でしたが、ものすごい量の毛糸が壁一面に。
「こういうデザインのを作って」という注文をするのは可能みたいで、サンプルが店内に置いてあります。
…それを売り物かと思い、しばらく物色していました笑

友人によると、大学の授業などで基礎的な編み方を習ったりするそうで、面白い素敵な文化だなと思います。

空港の待ち時間に編み物をしてる人、確かにいました。
生活の一部なんですね。



子どもと学び

海外に出ると、日本とのギャップを感じます。

オスロ、子どもがめっちゃ多かったです!かなり今回印象的でした。道や施設の中にも、かならず子供のための場所があり、子どもたちやファミリーで賑わっています。子どもが多いと、無条件にパワーが出るなぁと思います。

そして勉強する人がたくさんいました。遊ぶことと同じように学ぶことも楽しいことだ、という雰囲気が当たり前にあるような気がします。

最近できた図書館にいったのですが、そこの雰囲気がとってもよかったです。日本みたいにシーンと静かにしなきゃいけない、って感じではなく、低層階ではファミリー、子どもたちが賑やか。

上層では多くの人が思い思いに勉強していて、建物全体は吹き抜けで繋がり、トップライトで日光を取り入れていて明るいです。

空間の作り方が本当に贅沢だな~!

大きなテーブル、カウンター、ソファ、カーペット、個室。
好きなスタイルを見つけて居心地良く過ごす、というのが
大切
なのだと、当たり前で難しいことに気が付きます。

ここで勉強するの、気分あがりますね。

各階、明るくにぎやかなところと、暗めで落ち着いたところがあります。

隠れ家みたいスペースも素敵ですよね。

映画上映を行えるスペースや貸し会議室もあります。

いやー、、近所に欲しい(笑)。



オスロ大学

そして友人が通うオスロ大学へ。

5月の今でも雪が降ってるらしい…

建物の天井が高くて開放感がすごい!図書館の中にカフェがあったり、無料でもらえる本のコーナーがあったりします。

天井高いのいいなぁ

訪問時に偶然高校生がきていて、フードロスを減らす活動をしていました。部活動のようで、高校生が普通に大学を出入りできるのは、なんだかいいなぁと思いました。

学食では、魚や肉より、豆や野菜が圧倒的に多く感じました。でも質素な感じは全くなくとても美味しい!ベジタリアンとかに日本はまだまだ対応してないけど、ここでも違いを感じました。

野菜メインが多いです!色味も鮮やかですね〜

テーブルが広くて、それだけで嬉しくなりました。日本の学食やフードコートってテーブルが小さく感じるのは、私だけなのでしょうか笑

日本でいう生協にあたるショップ、とっても広く、本がかなり豊富に売られていました。カフェはいくつもあります笑

海外の大学のグッズって、買いたくなるのはなぜなのか…笑


研究室以外にも、友人が言うにはカフェやサウナ(笑)で、ディスカッションするみたい。

私の元々所属していた専攻は半分くらい海外の人でその時も思いましたが、海外の人たちは本当にたくさんディスカッションをします。義務として勉強している感じはあんまり感じないんです。

もちろんレポートへの意欲や提出前焦る(笑)感じなんかは日本人と変わらないかもしれないけど、普段から研究や関心のあるトピックに関して、「どう思う?」「どう考える?」みたいな話が普通で、私はそれがとっても面白くて大好きでした。

メリハリの考え方が違うのかな。日本だったら休むときは勉強の話はしないって方向に行きがちですが、学びというものが嫌なものではなく、線引きもされてなく、当たり前に人生を豊かにするもの…っていう所感です。

学生の時分として、そんな環境に出会えて運がよかったなと思います。それは日本が悪くて海外がいいという話ではなくて、私に合う環境に出会えて幸せだったという意味です。



観光だけじゃない。
現地の暮らしを旅する愛しさ、
異文化に自分が飛び込むこと。

全てが新しく新鮮で、でもどこかに共通点もある
自分がいつもと違う場所に飛び込むことで、文化の違う場所に飛び込むことで、自分一人だけ違う感覚を味わいます。

それって現地でないと出来ない。
本当は常に、日本にいたってそれぞれみな違うはずだけど、
日本にいると私はその感覚は薄くなります。

自分が異文化に飛び込む感覚は、いつも少し孤独で怖くて、でもなんだか不思議に心地よくもあって、癖になります。私は良くも悪くも唯一無二なんだよな、って感覚です。優劣とか関係なく。


以前から知らない土地に行くと、小道を散歩したりスーパーに入ったり地元の人と話すのが好きでしたが、なかなか暮らしを知るまで行けていなかったんだと、今回の旅を終えて改めて知りました。

国内でも海外でも、観光地のような場所も大衆文化や暮らしを知る旅も、どんどん積み重ねていきたいなぁと思わせてくれる最高の旅でした!

現地に詳しい友人、住んでいる友人を訪ねる旅は最高だと気が付いてしまったので(笑)、少しずつ訪ねていこうと思います。
わくわく!


次回は観光地編です!

雪と夕日。





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