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成長するには考えに考えて

戦国時代に思いを馳せてみます。一つの判断ミスが家族も含めてすべてを失う世界です。その人間の実力が最もわかる世界だとも言えます。天下統一。誰かの傘下に入らなければ生きてもいけない。現代は一つの業種に数社は存在できると思います。携帯電話の業界でも3社が十分にやっていけて利益も出ていると思います。そう考えると戦国時代の厳しさを学べば現代に十分生かせるという事になります。では、一つの判断がすべてを失わないことにするためにはどうしたらいいのか、これを現代社会に置き換えて研究します。

① 書物を利用して勉強すること。書籍といういい武器がありますのでこれを参考にする。これは体験していないことを身に着ける有益な方法ではあります。

② 成功者に話を聞きに行く。これは他人の体験を生かすという観点で非常に重要なことかと思います。ここでの成功者とは自分とあまり離れていない程度の成功者のほうが禁止的には役に立つかもしれません。遠くの成功者ももちろん役に立つのでしょう。

③ 自分の小さな体験から類推する。仮に小さな体験で失敗したとしたらその事を深く考え次に経験に生かすとともに大きな困難が来た時に活かせるまで考える。これは戦国時代の武将が特に大切にした考えではないかと思います。

 これらを利用しながら深く深く考えて徹底的に実行する。これが成長の正道ではないでしょうか。

 また、大きく成功するには大きく屈まないといけません。よく経営者の方が3年で売り上げ倍にするなどという事をおっしゃいますが、そのためには何人採用しないといけませんか?と聞くと答えられない経営者が多くいます。これらの方々は上記の3点を勉強せずして発言されているのかと驚きます。このような方はいわゆるほら吹きなのでしょう。

 また、現代はAIの発達による時代の変革期です。変革期は過去の経験がむしろ邪魔する可能性があります。つまり経験を積むと馬鹿になる部分があるという事です。経験を積みながら新しい発想を勉強して先端を行くことを基礎に深く深く考えないといけません。

 最近ユニクロの柳井さんが「これから異次元の成長をする」と述べてありました。柳井さんが深く深く考えて何かの鉱脈を見つけられた、と推測します。

 例えば皆さんは毎日アイデアをメモに取るなどされていますか?これは偉大な経営者が最低されていることですが、この程度は最低やっている、できることでもあります。

 経営に終わりはない。成長あるのみです。

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