アネーラ税理士法人福岡事務所

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会社を伸ばすにはチャレンジ。現状維持は衰退への道

私は多くの経営者と接する機会があります。伸びている会社、伸びがもう一つの会社といろいろあります。伸びがもう一つの会社には必ず原因があります。 第1に経営者が多くを望んでいない。現状維持を基礎としている。経営者自身が多くを望んでいなければ会社の社風も多くを望まなくなります。働いている従業員も現状維持を基本とすればチャレンジする必要性をあまり感じずに前年比でマイナスにならなければ良しという事になります。 第2に業績が現状維持であればコストは基本上昇していきますのでいずれは苦し

    • 経営と仮説

      経営とは何だろうか? いつも考えます。書籍では経営とは他人と一緒に事を成す。事業目的を達成する様を言うなど微妙に違う内容がいろいろ書かれています。ここで基本に返って考えてみますと経営の本質は次のように思えます。 ①利潤追求という目的がある ②目的のためにどうやればいいのかの仮説を立てる ③仮説を実行する ④失敗すればさらに仮説を吟味検討して次の成功への仮説を立てて実行する。 これらの繰り返しが経営ではないかと思います。まさに、「経営に終わりはない」です。このレベルが会社の

      • 成長するには考えに考えて

        戦国時代に思いを馳せてみます。一つの判断ミスが家族も含めてすべてを失う世界です。その人間の実力が最もわかる世界だとも言えます。天下統一。誰かの傘下に入らなければ生きてもいけない。現代は一つの業種に数社は存在できると思います。携帯電話の業界でも3社が十分にやっていけて利益も出ていると思います。そう考えると戦国時代の厳しさを学べば現代に十分生かせるという事になります。では、一つの判断がすべてを失わないことにするためにはどうしたらいいのか、これを現代社会に置き換えて研究します。

        • 会社を伸ばすには

          私は仕事柄多くの会社を見てきました。私自身小さな会計事務所の代表でもあります。大きくなる会社には伸びる理由があります。伸びない会社にも理由があります。そこで私が感じた点をご説明したいと思います。  創業期。まずはどの仕事をするのかがとても大事です。当たり前でもありますが今後の人生を決めると言ってもいいほどの重要性を持ちます。今から数十年前まではIT関係の業種はそもそもなかったと思いますが現在はITに多くのビジネスチャンスがあります。これからも生成AIなども含めて多くのビジネ

        会社を伸ばすにはチャレンジ。現状維持は衰退への道

          経営とは他人と共に事を成す

          私自身も小さな会計事務所を経営していろいろな壁にぶつかります。まさに「経営に終わりはない」です。そもそも経営とは他人と一緒に目標に向かって進んでいく過程をいうものだと思います。自分ではない人と一緒にやるという事が前提となっています。家族経営の場合でもすべての社員が家族という事ではないと思います。そうすると経営はなかなか難しい。特に世代も違うとギャップも大きいので理解することが容易ではなくなる。  今の日本の状況は衰退国家といえると思います。まさに衰退国家でのマネジメントが必要

          経営とは他人と共に事を成す