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【ALIVEとわたし】曽我 智広さん(がーそ)

 2020年度第1期の体験型安全教育支援機構さんに参加のみなさんは、ALIVEの3か月間では収まらず参加者が有志で「あらい部」と名を変え活動をつづけました。クラウドファンディングによる資金調達、チラシ作りやSNSなどによる集客、当日のコンテンツ企画・実施などをおこない、2021年3月に体験型安全教室の開催を実現しています!

 今回は、有志メンバーのおひとりである、がーそさんにALIVEでの経験を振り返っていただきます。


■ALIVE終了後に始まった「あらい部」の取り組み。答申先の大変さを実感するとともに、活動の大切さや重要性を感じることができた。

 安全教育そのものに興味を持ち、微力ながらも活動できたらいいなと考えるようになりました。子どもたちの安全に関して、ALIVE参加前にはどこか他人事のように捉えていたと思いますが、ALIVE&あらい部での活動をきっかけに変わりました。

 セッション2で予定されていた実際に安全教育を体験してみるという内容だったのですが、コロナ禍ということもあり、オンラインとなりました。リアルで体験することができなかったことでイメージをうまくつかめないまま進んでしまったというのが正直なところです。セッション 4終了後に、実際に安全教室を体験してみたかった、各チームの提案を組み合わせて、実際にやってみては?そんな各チームの思いが集まった結果、あらい部の結成につながりました。

 実際に自分たちで安全教室を企画・開催してみることで、準備や運営の大変さや、子どもたちや親御さんの取り組む姿や反応を直接肌で感じ、安全教室の大切さや重要性を感じることができ、大変でしたが取り組んで良かったと感じています。


■本音で話し合えるチームメンバーからの癖の指摘。改善のきっかけを得ることができた。

 ALIVEで出会ったAチームのメンバーと3か月の間、各々の意見や考え、思いを本気でぶつかりあって、作り上げていったところです。最終プレゼン以外はオンラインだったこともあり、リアルに会ったことがないメンバーと本当にうまくやっていけるのだろうかと正直不安でした。

 参加する以上は、答申先の抱えるリアルな課題に対してなんとか期待に応えたい。ただし、このメンバー全員がこの温度感なのか、本当にその提案はメンバー全員が腹落ちした内容なのだろうか、もっと深く考えたほうがいいんじゃないか、セッションが進んでいくにつれて、自分の中で消化不良を起こして、考え込んでしまう(沈黙する)こともありました。 

 そんな中、リフレクションにより、私の考え込んでしまう癖をメンバーが指摘してくれたことで、自分自身の弱み(Problem)を自覚し、改善するきっかけを得ることができました。提案としては悔しい結果でしたが、本音で話しあえるこのチームで取り組めて本当によかったと感じました。


■答申先に応えようと思ったから得られた当事者意識

 ALIVEの経験から学んだことが2つあります。1つめは、『当事者意識』の重要性です。最終プレゼンの日が近づいてくるにつれ、本当にこの提案で良いのか、答申先の期待値に合った提案ができているのかわからなくなる時が何度もありました。もちろん熱い思いも重要ですが、限られた時間の中でどのように情報の整理・選択し、スピード感ある提案を作っていけるか、当事者だったらどうするか・・という視点が足りていなかったなあと気づかされました。

 2つめは、他者から見た自分自身の強みと弱みに気づけたことです。面と向かって言ってもらえる機会が少ない中で、リフレクションをきっかけに、他者からみた自分自身の強み、そして弱みを再認識する貴重な機会となりました。たとえオンラインであっても、本音で共有しあうリフレクションは、自己肯定感を高め、お互いの関係性をより深めることができるので、ぜひ活用していきたいです。


■がーそさんにとってALIVEとは。

 ALIVEは、私の人生を変えるご縁をいただいた場所です。今回、上司の推薦をきっかけにALIVEプロジェクトを知り、参加しました。これまでの研修とは全く異なるもので、大変なこともたくさんありましたが、提案=プレゼントに向けて共に取り組んだ仲間と今後も付き合っていきたいです。(あらい部の打ち上げ、やらないとですね!)

 そんな機会をいただいたALIVEに心から感謝しております。
2021年第1期は、サポーターとしてALIVEに参画しますが、関わるメンバーそれぞれが新たな気づきを得られるよう、精いっぱい取り組んで参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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