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当たり前だけど…化粧品辞めたら肌きれいになった話

普段からお世話になっている華道教室の先生は、

本業はエステティシャンなんですね。

このお方、まだ日本にエステの文化がないころ(40年以上前)フランス語独学してフランス行ってエステ勉強して、現地の試験に100点満点で合格したすごいお人なんです。地元群馬でエステ業界のパイオニア的存在で、もうとにかくすごいんです。尊敬する先生です。日頃からとてもよくしてもらっています。

とーっても意識が高くて、71歳になった今も夢を持って仕事を頑張っていらっしゃいます。


んでまぁそゆうご縁があって「肌」について色々と考える機会がありまして、肌に関する本を読んだり解剖学的視点で分析してみたり、先生にお話を聞いてみたり、それから自分の肌で実験してみたりして、

人に「美しい肌って何か」「健康って何か」ってお話できるような人になりたくて…考え続けているわけであります。

健康な肌には「保湿」と「日焼け止め」だけでOKだって話はよく聞きますよね。米国皮膚科学会でもそのような論文が発表されています。

病院ではよく「保湿」が必要な皮膚にワセリンが処方されます。コスト面から考えてワセリンが適切ってことなのか、添加物なしで酸化もしにくいところがgoodってことでワセリンなのか、どちらもってところなのかは不明なのだけれど、ワセリン、いいみたいです。

でもその米国皮膚科学会では、「ワセリンは顔に使うとニキビの原因になることもある」と言っています。

顔に使うときはほーーーーんの少しにするとgoodって言ってる皮膚科医もいます。

ほーーーーんの少しってどれくらいかって言うと、米粒の半分くらいの量のワセリンを両手の平全体に広げてパパパパーッて顔全体につける感じ。んー、指を鏡とか窓ガラスにつけると指紋つくじゃないですか、あれくらいの油分のイメージらしいですよ。ほーーーーんの少しですね。

でも基本、何もつけないのが一番なんだとか。

んー、これもね、色んな情報があって、「何もつけない」の善悪、賛否両論ですね。文献によって書かれていることは信じられないくらいに真逆だったりして…途方に暮れます。

何を信じたら良いのか…...

先生も言っていました。本によって書かれていることは全然違う。こんな時代においてなぜこんなに情報が不確かなのか!!!色々研究だってなされているはずだし、人の健康のためのことだもの、医学の発達だって凄まじいのに…なぜ!!!

これは憶測ですが、一つに、「化粧品メーカーの力」ですかね。大手化粧品メーカーはたくさんのテレビ番組にスポンサーとして多額の資金を提供していますね。メディアは、「化粧品は本当は不要だ!」とか「化粧品は肌に悪影響」なんて言えないんでしょうね。うんうん…

金さえあればある程度の情報操作は可能です。広告の仕事をしていた夫が言ってました。

あと実は、

「きれいな肌」を維持するのってめちゃめちゃ難しくて、そもそもの個体差はあるし、睡眠の質や食べ物の質、ストレスによる自律神経の具合、臓器の調子、アトピーやアレルギーの有無とか、色んなことが関係し合って「肌の状態」を作り出すんで、

この方法が一番良い!!

なんてことは実際言えないんじゃないかと思っています。万人に「これさえやればOK╰(*´︶`*)╯♡」みたいなこと言ってたら怪しいと思ってください。

大事なのは、肌の調子が悪い時に、「もっと高い化粧品を使えばいいんじゃないか」って思わずに、生活習慣を見直すことです。高い商品はいいものなんじゃないかって思いがちですよね。それもビジネス手法ですから、メーカーの思う壺でございます。

(「ものの価値」これについてもたくさん語れそうですね。またいつか…)

「ダイエット」も「健康」も「きれいな肌」も、みんななるべく簡単な方法で、それでいて安く、手に入れたいわけだけど、さっきもお伝えしましたが、ほんといろんな事が絡み合って人間の体ってできてるんで、

皆さんご理解いただきたい!!笑

でもほんと、なかなか「健康」でいられない時代ですね。貧富の差は広がっています。お金ない人多いです。加工食品は安くて便利ですね。働いて働いて過労死寸前の人たちの救世主ですよね。電子レンジ便利ですよね。早くて簡単でいいですよね。仕事してたらなかなか運動なんてできないですよね。新鮮な食材って高いですよね。調理する時間も体力もありません。人間関係も職場の人と家族くらいでしょうか、趣味なんてありません。時間もお金もありません。

(うんうん、なんかやばいよね。この国。

病院で働いていると色んな人間に出会い、いろいろ考えさせられます。

話が少し脱線してしまいました…)

んで、消費者的には、「肌がキレイに見えることが大事」であり、「頻繁に買い替えせずに長持ちして」「安い」化粧品が欲しいわけですよね。(そう、化粧品には「消費期限」って書かれてません。)

販売者は消費者のニーズを捉えて「儲け」を出すことが大事になってきます。

鉱物と油をたくさん使ってカバー力の高い商品を開発し、保存が効くように添加物を使い、安く売ること。消費者と販売者の求めていることが合致しましたね。

そんな感じです。

それから、17〜18歳とかそのへんの年頃になる女性なんかを狙って、「そろそろ化粧水、乳液使ったほうがいいですよ」って言うじゃないですか、んで25歳くらいになると「お肌の曲がり角」とか言って追加で「美容液」とか勧めるじゃないですか、30代、40代にはそれぞれ「アンチエイジングケア」とか言ってもっと濃厚な乳液とか色々勧めるじゃないですか。

それって、老化によるものだけでなく、体にとっては異物である化粧品を使い続けた果てにできあがる「肌の不調」なんですけど、

みなさん信じられないでしょう。。

化粧品使うと、しっとりするじゃないですか、あれってほんと、テクスチャーだけなんです。ヒアルロン酸とかコラーゲンとかそのへんの繊維を入れるとねっとりするんで、それで「しっとり」「していると感じる」んですね。でもその繊維が皮膚表面についていると乾燥を助長しますので、あまりよくないと考えます。そして皮膚表面についたからって、中に取り込まれるものではありません。分子の大きさを考えれば分かるはずです。

コラーゲン、エラスチンが作られるのは皮膚真皮層で、ある程度の年齢になると、自然にはもう作られなくなるものなのです。線維芽細胞っていうのが働かないと、繊維はつくられません。


一応お伝えしておきますが、「健康な肌」って、「しっとり」ではなく「さらさら」なんですよね。

肌の構造、解剖が分かれば自ずと分かることだとは思います。ご興味があればぜひ調べてみてください。いつかまたそのトピックでnote書いてみようかなとも思っています。

んで、

色んな情報で溢れているので、ここは一つ、

自分の肌で実験してみようと思い立ったわけです。

マイクロスコープ、2万円程しましたが、買いました。

見てみましたわたしの肌、


ボロボロだったんです。ショックでした。

夫の肌、きれいだったんです。わーーーーー!!


単純に、「やっぱ化粧しないから綺麗なのか!!」とか思いましたね。

知ってましたか?化粧水とか美容液とかのCMで「奥まで浸透」的な表現ありますよね。消費者のほとんどが、「わぁ〜奥まで浸透するんだぁああ!!」って思いますよね。画面の端っこの方に「※」で、「奥までとは、角質層までのことです」ってちゃんと表記されていますよ。CMですからね。「これはイメージです」に近いあれです。

たぶん全てのCMに、「※」で小さーーーく出てるんで今度チェックしてみてください(^^)

角質層ってどこまでだかご存知ですか?表面から0.02ミリのところまでです!!!

よく覚えておいてくださいね。

上から塗りたくる化粧品の限界は、表面から0.02ミリのところまでです。それが、「奥まで浸透」の「奥」のことです。

そして、肌の上からつけたところでほとんどが害です。表面に油が塗りたくられると、ターンオーバーが正常にできなくなります。ターンオーバーできないと硬くてゴワゴワの肌になります。なんならニキビとか炎症がおきます。

リキッドファンデーションとか最悪ですよね。油と鉱物の塊で、ほんと、肌、バーニングしちゃいます。


(ごめんなさい、話が尽きないですね、そしてまた少し脱線...)

自分の肌で「実験」というのは、

ずばり、化粧品をやめてみることです。

洗顔、化粧水、乳液も美容液もファンデーションもアイライナーもマスカラもアイシャドーもなしです。

顔は40度以下のぬるま湯で洗うまでです。たまに気になるなら泡の石鹸でやさしく洗うだけ。(石鹸ってのは無添加のやつですよ。全成分が水、カリ石鹸のみのものです。無添加って言っておきながら全然無添加じゃない商品多いです。)

ちなみにシャンプーもケミカル系をやめました。シャボン玉せっけんシャンプーにお世話になっています。環境にも優しくて大好きです。


んで結果、

化粧品なしで肌、きれいになりました。3ヶ月続けましたが、マイクロスコープで明らかです。夫の肌と同じくらいのキメに復活しました。自信がつきました。

でも、「化粧しないなんてできない」って方多いんじゃないでしょうか。私は看護師なんで、スッピンでお仕事しちゃえるんですけど、他の接客業の女性の方ってたぶんほとんどが、「きちんと化粧しないとだめ」なんじゃないでしょうか。

この、「化粧は女性のマナー」みたいなカルチャーも化粧品メーカーが作り上げたものなんでしょうけど、「女性がハイヒールを履くことを強要されることは性差別だ!」に近いものを感じますね。はい。


でもですね、先生にこの実験のことお伝えしたんです。

そうしたら、

「肌に何もつけないことは本当はそれが一番良いことなんだけど、日焼けは避けたほうがいい」とのことで。

そうですね、紫外線ってのは、肌の真皮層にあるエラスチンやコラーゲンなんかの弾力繊維を破壊していきます。それでシワができるんです。肌を守ろうとしてメラノサイトも活発に活動してシミもできますね。知ってます。

じゃあどうしたらいいんだろう…

先生は、「結局水ファンデが一番マシ」って言っていました。普段、ファンデーションを日焼け止め代わりな使う方いらっしゃいますよね。私もそうしていました。油を塗ると、オイル焼けしますし、なんなら酸化したファンデーションが肌のpHを乱して脆弱化させちゃいますし、だからその、一般的なリキッドファンデってやばいんだなぁって思うんですね。オイルクレンジングしなきゃってことにもなりますし。強い洗顔は肌に悪影響ですので気をつけなければなりません。

水ファンデなら日焼け止めにもなって、お湯でオフできるし、今のところまだマシな方法かなって思っています。

水ファンデよりいい方法ないかなぁーーー?ってのが最近の課題です。あとは自分の中でポイントメイクだけはアリってことにしてます。

だから、

素肌そのものを綺麗にして体にも地球環境にも害のある化粧品をなるべく使わずに、健康に美しく生きていきたいなーって思うわけで、

先程も言いましたけど「きれいな肌」とか「健康的な体」を維持するのってけっこう難しくて、いろーんなことが複雑に絡み合っているから、色んなことに気を配らないといけないわけなんだけど、

少しでも正しい知識でもって、困っている人のためになれたらなーーーって思うわけです。

生きづらい世の中ですけど、少しでも「健康」で「美しく」、そして「Happy」に生きられる人が増えますように。


自分にできることを考え続けていきます。


あ、

シミ、シワを化粧品で隠すために費やすお金があるなら、レーザー治療とか光トリートメント で根本的にやっちゃったほうが絶対いいです。はい、また今度お話します。


何か肌について良い情報をお持ちの方は是非教えてください。まだまだ勉強中なので何卒よろしくお願いいたします。


ではまた気が向いたらnote書きますね。

さようなら。٩( ᐛ )و






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