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他社の総務と 交流会を始めた話。


コロナで、当たり前が当たり前でなくなった。特に2020年春は、何をしたらいいかわからない、とにかく全てをストップしなければならない、という状況だった。自社だけで考えてても限界がある、社外と横のつながりを創って進んでいこう、というアイデアが出た。総務って、意外と他社と情報共有しあえる場が少ないなと感じてたこともあって。
総務交流会の始まりだった。

・前代未聞なんだから、迷ったり悩んだりは他社も一緒だ!おちつこう
・「ウチはこうやってるよー」って事例を教えてもらえる!たのしもう
・一緒にアイデア出しもできる!のっかろう

2020年いっぱいはコロナの話題をメインに。そして現在は、お題を持ち寄ったり、キャリアステップについても考えていく場となりつつある。時系列で記録を残していたので、コロナの感染拡大による緊急事態宣言→解除されて新しい出勤体制やオフィスが用意できたころまでを纏めてみる。

【2020年3~6月】


☆目標
●他社の総務とコミュニテイーをつくる
●全社在宅期間が終わったときに、オフィス環境が改善されている

総務を含め全社在宅となったことで、もともとオフィス環境や社内からの相談が多い総務は、業務内容を大きく変える必要がある。これまで当たり前にやってきた業務(例:郵便宅配の対応など)をどう変えるか、余力ができた分何ができるのか。未曽有の事態ということもあり、細かいことほど他社の事例が分からない。お互いにそうなのでは?ということで他社総務ともつながりを創り、いっしょに進化する。

■2020年3月の記録
総務は最後の最後までリモートに出来んだろうと思いつつ、色々な想定を調べてみた。とはいえ、社内で感染者が出たら即オフィス閉鎖。業務上の代替手段はどうにかなりそう。というかどうとでもなる。必要以上に不安や余裕のなさに引っ張られないようにしたい。
■2020年4月の記録
総務を含め全社在宅になった・・・!これまで当たり前にやってきた業務をどう変える必要があるのか、何ができるのか。未曽有の事態で、細かいことほど他社の事例が分からない。でも、それって私たちだけではないのでは?
ということで、お世話になってる他社の総務や秘書のかたにオンライン共有会を相談してみた。前向きにとらえれば様々なことを見直す機会。「何をすべきか」に+αとして「何ができるか」をアイデア出しすることまで出来たらいいな。
■2020年5月の記録
オンラインでの、総務の複数社交流会2回め。前回は「リモートになっての課題」が話題だったけど、1か月経って状況が変わり・・・。来月以降「段階的に出社再開するにあたっての、オフィスのレイアウト変更」が共通の話題に。出社可能な情勢になりつつあるけど、出社と在宅のどちらをメインの体制にしていくか。会社の価値観や方針或いは社員の状況によって、各社の特色が出た。
■2020年6月の記録
他社総務とのオンライン交流会3回め。全社在宅からの、出社再開に向けた対応へ。出社人数の調整、社内の導線、自転車通勤の制度だったり。環境や職種によって、各社員の出社意向が違う傾向がある。情報交換の内容は、Webなどでは得ることができない情報で、とても貴重な場に感謝。一か月ごとの開催だと、その間に大きく状況が変わってる。


弊社カヤックでは、他社総務と交流会をし始めたこの頃にオフィスを改造。会社として「感染対策をした環境を用意するから、無理がなければ是非出社してね!」という方針をかたちにしていきました。

カヤック鎌倉オフィスは、6月から新型コロナ対策の「NO密オフィス」になります

【カヤック社長・柳澤大輔】「NO密オフィス」に改修してあえて出社を推奨。直接会って生まれる変化を楽しみたい


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